ランドセルを途上国へ! 不要品を捨てずに“寄付”するアイデア
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ランドセルを途上国へ! 不要品を捨てずに“寄付”するアイデア

【ママからのご相談】
40代主婦です。この春息子が小学校を卒業し、ランドセルが不要になりました。思い入れがないわけではないのですが、リメイクして手元にとっておこうというほどでもありません。でも、まだキレイなので捨てるのはもったいなくて、いまだに息子の部屋に置いてあります。処分したほうがいいのでしょうか。
寄付してランドセルに第2の人生を!
片付けパーソナリティあさがみちこです。ご相談ありがとうございます。
お子さんの中学入学、おめでとうございます。ご相談者様のお話だと、息子さんの部屋には中学校で使用しているカバンとランドセルが同居しているということですね。
お子さんのランドセルはもう使わないですよね。早めにどかしてあげましょう。以前、「思い入れのあるモノはリメイクをして残しましょう」というお話をさせていただきましたが、「リメイクはちょっと……」という気持ちなら、寄付をしてみたらいかがでしょうか。

リメイクが面倒なら寄付をしよう
公益財団法人ジョイセフでは、“想い出のランドセルギフト”と称した活動を、年に2回期間を設けて行っています。これは日本で役割を終えたランドセルをアフガニスタンに贈る活動です。
息子さんが大切に扱っていたランドセルが海を越えて第2の人生を海外で送ることになります。とてもステキなことですよね(ただし、宗教上の理由で、豚皮製のモノは贈られずに処分されてしまうので確認してください)。
今は下着も寄付する時代
こうした活動は、少し形は違うものの、女性の下着でも始まっています。その一つに、着用しなくなった下着類を開発途上国に送ることによって、開発途上国の下着不足解消と雇用創出をする『下着de乳(NEW)スマイル』というプロジェクトがあります。
その売上の一部と下着類の輸出売上の一部を“日本乳がんピンクリボン運動”に寄付することにより、日本の子どもたちの学資支援に貢献するなど、世界に笑顔の輪を広げるサービスになっています。
2013年にeyeco(既にサービス終了)が行ったアンケート調査によると、使わなくなった下着をリサイクルしている人は約5%。まだまだ浸透していませんが、開発途上国で下着不足に悩まされる女性たちに届くと思うとうれしいですよね。
思い入れはないけど、捨てるにはもったいないからしまっておく。そうなってしまうと、ただスペースを取る物体になってしまいますが、寄付によって別の場所でまた新しい持ち主に出会い、そのモノ自体が活躍してくれると考えたら、モノにとっても本望ではないでしょうか。
【参考リンク】
・「想い出のランドセルギフト」活動紹介 | JOICEP
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●ライター/あさがみちこ(片付けパーソナリティ)