症状には個人差アリ! ADHDの子どもの特徴と正しい接し方
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症状には個人差アリ! ADHDの子どもの特徴と正しい接し方

【ママからのご相談】
小学2年生の男子のママです。先日病院で検査を受けて、息子が発達障害のADHDだと診断されました。ADHDについての本を読むと、親の接し方によっては鬱といった状態になりやすいとも知りました。子どもが鬱にならず、自分の良さを発揮するには親としてどのようなことに気をつけたらよいでしょうか?
> 発達障害はそんなに悪いことばかりではない(P1)
> 発達障害の人はレーシングカー(P1)
> ADHDの子どもにとってとてもツラいこと(P2)
> ツラいことをやっているとき、ADHD当事者はこんな気持ち(P2)
> 子どもがとてもツラい気持ちを抱えることに気づかず叱ることで鬱につながる(P2)
> ADHDの子どもに親が接するときのポイント3つ(P2)
> ADHD(注意欠陥・多動性障害)とは(P3)
> ADHDの診断方法(P3)
> ADHDの子どもに見られる3つの特徴(P4)
> ADHDの症状の出方の違い(P4)
> ADHDの子どもに見られる行動と対処法9つ(P5)
> ADHDの子どもへの接し方4つ(P6)
> 年代別のADHDの子どもへの接し方(P6)
> ADHDの子どもとの接し方で注意すべきこと5つ(P7)
> ADHDの恋人への接し方(P8)
> ADHDの二次障害『反抗挑戦性障害』とは(P8)
> 大人がADHDと診断されることも(P8)
> ADHDの大人が向いている仕事、向いていない仕事(P9)
> ADHDの大人が仕事でしがちなミスと対処法3つ(P9)
> ADHDの大人が仕事を探す方法(P10)
> 大人がADHDと診断されたときの会社への報告の仕方(P10)
> ADHDの女性に見られる特徴(P11)
> ADHDの治療法(P11)
> まとめ(P11)
ご相談ありがとうございます。ママライターの馬場じむこです。
お子さんがADHDで、接し方によってはお子さんが鬱になりやすいとあれば、親としてどうしたらよいか気がかりですよね。
今回、このご相談に対して、発達に“かたより”がある子のための出張スクール『クエスト・スクール』代表であり、ADHD当事者でもある、高橋優さんのお話を参考に進めていきます。

あなたはすばらしい母親です
お子さんがADHDだと診断されたとのこと、びっくりしましたね。大変でしたね。
そんなツラい状況の中で、子どもを鬱状態にさせず、良いところを伸ばしていくためには何をすればいいかを考えているあなたはとても素晴らしい母親です。自信を持ってくださいね!
発達障害はそんなに悪いことばかりではない
まず、発達障害はそんなに悪いことばかりではありません。ADHDやアスペルガーといった発達障害は、人より苦手なこともあるけど、得意なこともあります。ちょっと性能が極端なのが特徴です。
発達障害の人はレーシングカー
普通の人が、“乗りやすい乗用車”だとしたら、発達障害の人は、“繊細なレーシングカー”みたいな感じです。
エンジンがすぐ空回りしたり、勢いよく飛んでいったりしますが、きちんと乗りこなすことができれば、普通の乗用車と比べたらとてつもなく早く進むことができます。
ただ、普通の乗用車と同じことを期待してしまうと、いろいろと問題が生じてしまいます。
ゆっくりキレイにカーブを曲がることや、車庫入れをすることは、乗用車ならなんてことは無いことですが、レーシングカーだと大変ですよね。
→次ページでは、ADHDの子どもにとってとてもツラいことを見ていきましょう。