捨てるのはモッタイナイ? 根菜の“葉”が持つ美肌効果と活用レシピ
2015年6月17日 |Warning: Attempt to read property "name" on null in /home/newpapimami/papimami.jp/public_html/wp-content/themes/papimami/single.php on line 48
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捨てるのはモッタイナイ? 根菜の“葉”が持つ美肌効果と活用レシピ

【ママからのご相談】
近所に野菜の直売所があるのでよく大根やにんじんを買うのですが、一緒に葉っぱも付いてきてその利用方法に困っています。先日は大根の葉っぱに虫が付いていたので、モッタイナイと思いながらも全部捨ててしまいました。でも、葉っぱは栄養がいっぱいあると聞くので活用方法を教えてください。
大根の葉っぱには栄養が凝縮されています。
こんにちは、ファイナンシャルプランナーで健康・美容ライターの小澤美奈子です。ご相談をいただきありがとうございます。
大根やニンジンの葉と言えば、地味な見た目と裏腹に、節約食材でありながら、健康と美容にとってもいいというオススメの食材であります。捨ててしまうにはモッタイナイその栄養価と活用法についてご紹介したいと思います。

美肌効果いっぱい
もし葉の付いた大根とそうではない大根が同じ値段で2本あった場合、どちらを選びますか? 多くの方は葉の付いていない方を選んでいる光景をよく見かけますが、とてもモッタイナイと思います。
なぜなら、大根の葉には美肌効果の素であるビタミンCや、βカロテン、カルシウム、食物繊維が豊富にあるからです。実は、いつも食べている大根の根(白い部分)よりもこれらの栄養が豊富なのです。もちろん、大根の根にも消化酵素のジアスターゼが豊富にあるというメリットはありますが、葉の栄養価には及びません。
にんじんの葉にも同じように豊富な栄養がありますので、葉の付いた野菜を見かけたら積極的に食べたいものですね。
でも虫嫌いの人には?
「でも、大根の葉っぱって虫が付いていることがあってイヤ!」とお思いの方はいらっしゃいませんか。ご相談者様のように虫がいたから捨ててしまうということはよくある話です。
おそらく農薬などで虫が付かないようにすることは簡単なのでしょうが、あえて“虫がいるからこそおいしい”のだと考えてみましょう。そこで、野菜に付いた虫の撃退法をご紹介します。
【野菜についている虫の撃退法】
(1)水につける(この段階である程度虫を取り除くことができます)
(2)洗うときはゴム手袋をする(ゴム手袋効果でなぜか不思議と虫が気にならなくなります)
(3)大根の葉はサッと下ゆでをする(これで虫はほとんど落ちます。茹であがりは冷水にさらし、細かく刻んでおくとすぐに使えて便利です)
どうやって食べるの?
最後に、大根やにんじんの葉を使ったお料理活用法をご紹介します。
刻んだ大根の葉をごま油でじゃこと一緒に炒め、しょう油と砂糖で味付けするとちょっとした箸休めになりますし、お味噌汁やパスタの具に入れても食べやすくなります。
にんじんの葉はなんと言っても“てんぷら”。とてもおいしいのでオススメです。その他にも、炒めものやごま和えにしてもよく合います。
捨ててしまいがちな大根やにんじんの葉の効果がお分かりになりましたでしょうか。経済的なのに健康や美容に良い。野菜を食べるときは葉も含めて全部食べるようにしましょう。
【参考リンク】
・10月 だいこん | 北陸農政局
●ライター/小澤美奈子(ファイナンシャルプランナー)