涙が止まらない! 先輩ママに聞く「マタニティブルーの乗り越え方」3選
2015年5月27日 | よみもの涙が止まらない! 先輩ママに聞く「マタニティブルーの乗り越え方」3選

【ママからのご相談】
妊娠して20週になるプレママです。妊娠する以前は何事にもやる気があったのですが、妊娠してからというもの、何に対してもやる気が出なくて困っています。夜になると1人でなぜか涙を流してしまったりして……。「これってきっとマタニティブルーだなぁ」と思いつつ、自分が自分じゃないみたいでとても不安です。どう乗り越えたらよいのでしょうか?
泣きたいときは泣いてもいいんです。マタニティブルーとうまく付き合いましょう。
こんにちは。どっふぃーです。ご相談ありがとうございます。
妊娠、とてもうれしく喜ばしいことですね。人生の大きなイベントとなる出産を控え、家族が増えるということで心も体も環境が大きく変わる時期でもあります。無事に出産を果たしたママさんは、どうやってマタニティブルーを乗り越えたのでしょうか。お話を伺ってきました。

マタニティブルーを乗り越えた体験談3つ
(1)先にある喜びを思い浮かべる
『私の場合は、妊娠中はとにかく不安になってしまいました。無事に産めるのか、産んだあとどうなるのかなど、考えてもうまく想像できないようなことを思っては不安になっていました。そのときは、可能な限り出産の先に待っている楽しいことを考えて過ごすようにしていましたよ。「お宮参りってどうやるのかな?」とか、「○か月になったらどんなことができるかな?」とか。苦しみの先に待っている喜びを楽しみにしながら過ごすうちに、自然とブルーな気持ちは消えてなくなりました』(専業主婦・30代女性)
先のことを考えては不安になってしまう……。妊娠は、たくさんの責任を抱える人生の一大イベントです。できる限りプレッシャーを感じないように、産後に待っている楽しいイベントを考えると気分が晴れ晴れするそうです。
(2)周りに“期待しすぎない”心持ちで過ごすのが大切
『仕事をしながらの妊婦生活は困難の連続でした。職場の人からは理解を得られませんでしたし、やりたい仕事が思うようにできなくなってブルーに……。でも、社会や他人を意のままにするなんて、妊娠していてもしていなくても無理なんですよね。社会は不条理で当たり前。周りに期待しすぎないことで、自分の中のモヤモヤを最大限抑えることができたと思います』(公務員・20代女性)
妊娠してしまうと、どうしても周りの目が気になったりするものです。でも、そんなときはわかってもらおうとすると余計にブルーになってしまいます。「いつかわかってもらえる日が来るさ」と、過度に期待せずに自分のペースで歩み続けることがマタニティブルー解消の第一歩なのでしょう。
(3)泣きたいときは泣いてもいい!
『マタニティブルーの時期って、本当に自分が自分ではないみたいに泣いたりわめいたりしてしまいましたね。そんなときに主人が、「お腹にもう1人いるんだから、2人分の感情が湧くんじゃないか? 思ったとおり、泣きたいときは泣いてもいいと思うよ』と言ったんです。新しい考え方というか、思う存分泣いていいと言われて逆に泣けなくなってしまったような感じでした。妊娠中しか味わえない2人でひとつの体を、マタニティブルーも含めて前向きに味わうことをオススメします』(ヨガ講師・30代女性)
「泣いちゃダメだ」と思えば思うほど泣きたくなったりしませんか?「思うまま感じるままに泣いていいんだ」という考えを持てば、情緒不安定な自分のことを愛おしく感じたり、仕方ないことと認め受け入れることができますね。
妊娠中の女性しか味わえないのがマタニティブルー。人生の良い経験だと思って、うまく付き合っていけたらいいですね。
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●ライター/どっふぃー(船舶料理士)