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工夫次第で防げる! ADHDによくみられる“物忘れ”の原因と対処法

工夫次第で防げる! ADHDによくみられる“物忘れ”の原因と対処法

記憶に関する短期記憶とは

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人間の脳には、情報を秒単位の短時間だけ記憶しておくシステムがあり、それを短期記憶と言います。

一時的に記憶した情報を何度も復唱したり書いたりして覚えない限りは、その情報は短時間で消えて行ってしまいます。

短期記憶は日常生活の中でも、さまざまな判断や他人との会話、文章の理解、計算などの認知行動に関わっている大切な機能です。

ADHDの人の場合は、この短期記憶の仕組みに何かしらの問題があると言われており、一時的に記憶しておいた情報を引き出す、操作するといったことが困難だと言います。

ADHDの人が物忘れをしてしまう理由

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ADHDの人は、健常者に比べて一時的に記憶しておける情報量が少ないため、忘れっぽい、うっかりしているといったことが起きてしまうのです。

そのため、「怠けている」「わざとやっている」と見られてしまいがちですが、脳の神経機能の問題なので、本人はけして怠けているわけでもわざとやっているわけでもありません。

たとえば、健常者であれば、無意識でも財布を置いた場所をなんとなく覚えておくことが可能です。

「あれ? 財布をどこに置いたっけ?」となったときにも、「そういえばあそこに置いた気がする……」となり、比較的簡単に見つけることができます。

一方、ADHDの人の場合、財布をどこに置いたか一時的にでも記憶しておくことができないため、全く置いた場所の見当がつきません。置いたことすら忘れています。

短期記憶が苦手なために、物忘れや忘れ物、失くしものが多いというわけです。

ADHDの「不注意」の症状が強く出ている人だと特に物忘れがひどくなってしまいます。

子どもの物忘れの原因

専門医などによると、子どもの物忘れの主な原因は、“集中力の欠如”が挙げられると言います。集中力が足りない子は、落ち着きがなく、人の話を聞いていないという特徴があります。

これらの特徴を持つ子は、小学校に入るくらいの年齢の子どもであれば、少なくとも3%ぐらいはいるといわれ、“個性”と考えてもいい範囲のものです。

ただ、症状が強く出て日常生活に大きく支障をきたしたり、周囲の大人や子どもを困惑させたりするような場合には、ADHDなどの発達障害を疑われるケースもあるようです。

とはいっても、未就学児の場合、大人の言うことを全て理解できなかったり、他に気持ちがいってしまったりすることは多いものです。


→次ページでは、ADHDの人が集中力を失う原因を見ていきましょう。

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