強引に勧誘される? 信頼できる“生保営業マン”を見抜く質問2つ
2015年5月8日 | よみもの強引に勧誘される? 信頼できる“生保営業マン”を見抜く質問2つ

【ママからのご相談】
5か月の子どもを持つママです。子どもが生まれたこともあり、主人の生命保険をどうするか考えています。保険の営業というと強引な勧誘員に無理に加入されられるという話も聞きます、信頼できる営業の方と出会うには、そしてそれを判断するにはどうすればいいでしょうか?
良い保険営業マンに出会うのは信頼できる人からの紹介が一番。判断するには紹介者や営業マンにいくつかの質問をしてみましょう。
ご相談ありがとうございます。ママライターの馬場じむこです。
生命保険の営業の方、本当に人によってそれぞれですよね。私は数年前に幸い信頼できる営業マンに出会えたので、その方に家族の生命保険をすべてお任せしています。
それまでは、ある保険営業の人に長時間家に居座られたり、会社の都合で担当営業が頻繁に交代したりと嫌な思いもたくさんしたことがありました。
今回は、信頼できる営業マン選びのコツを、東京都の外資系生命保険会社の営業マンに伺いました。

あなたの周りにいる、既に生命保険に入っている方からの紹介がおすすめ
生命保険の営業の迷惑行為や強引な手口がクローズアップされているので、ついネットで見つけて問い合わせなどを考えてしまいがちですが、それよりおすすめの方法があります。
生命保険に加入している人は多いので、あなたの周りにいる信頼できる方に良い生命保険の営業を知らないか聞いてみましょう。そういった方からの紹介が確実です。
また、紹介の際にどういった点が良いのか聞いてみるのもポイントです。保険に加入したら終わりでなく、その後のアフターケアがちゃんとしている、説明がわかりやすいなど、あなたに紹介するからにはおすすめポイントがあるはずです。
ライフプランの話し合いでうまく聞き出してくれる営業マンがおすすめ
生命保険は、共働きでやっていくのか、奥さんが専業主婦でいくのか、家を購入するのか賃貸でいくのか、子どもはどうするのかなど、加入者の方の今後の希望も含めたライフプランで生命保険の内容が大きく違ってきます。そのため、加入前に営業マンを交えてご夫婦で話し合うのが必須です。
この話し合いで、ご夫婦にうまく質問して、ライフプランを聞き出してくれるのが良い営業マンです。このときに自社の売りたい商品を強引に売ろうとしたり、理想のライフプランを押し付けてきて人の話を聞かないのであれば、その方から保険に入るのはやめておいた方がいいでしょう。
営業マンに必ず聞いておくべき質問2つ
ライフプランを明確にし、後日、営業マンがおすすめする生命保険を出してきて、いよいよ加入となるときに必ず聞くべき質問が2つあります。
(1)保険料は年齢を重ねると変わっていくのか
加入時は保険料が安くても50代、60代になると高額になる保険もあります。保険料が年齢とともにどう変化していくのか、一定なのか必ず加入前に確認しましょう。
(2)保障が大きいのはいつまでか
お子さんが小さいときはご主人が亡くなったときの保障額として、大きな金額が必要でしょう。しかし、成人されてからは必要ありませんよね。これを保険では“責任の山”と言います。いつまで保障額を大きくするか、そして保険料がどうなるかを確認しましょう。
これらの質問をしたときに、分かりやすく誠実に答えてくれるのが良い営業マンです。
いかがでしたでしょうか。お子さんが生まれると生命保険はより身近なものになってきますよね。ぜひこの方法で良い営業の方に出会えるといいですね。
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●ライター/馬場じむこ(書評ブロガー)