幼稚園教諭がアドバイス! 飽きっぽい子どものやる気を伸ばす育て方3つ
2015年5月8日 | よみもの幼稚園教諭がアドバイス! 飽きっぽい子どものやる気を伸ばす育て方3つ

【ママからのご相談】
3歳の息子は何をするにも飽きっぽく、何かに熱中するということがあまりありません。子どもの“やる気”を育てるにはどうしたら良いのでしょうか?
子どもの興味のあることを尊重して。1人でできないことは少し手助けしてあげましょう。
ご相談ありがとうございます。ママライターの横山かおりです。
「子どものやる気は、子ども次第」と、つい思ってしまいがちですが、親である私たちにできることがあれば何か手助けしてあげたいですよね。今回は幼稚園の教諭に、子どものやる気や意欲の伸ばし方を聞いてみましたのでご紹介します。

幼稚園の先生に聞いた子どものやる気を伸ばすアドバイス3つ
(1)小さなことでも誉めてあげる
親から見たら、子どもたちのすることはよく分からないことも多いものです。ワケの分からない絵をグチャグチャに描いてみたり、ブロックで意味の分からないものを作ってみたり。ゴミですらおもちゃにしてしまうこともあります。
そんなときも、「よく分からないことやってないで、早く片付けなさい」とか、「もっとちゃんとしたものを作ってみたら?」などと子どものせっかくの行為を否定せず、とりあえず、「何を作ったの?」「あんなゴミからこんなものが作れるなんてすごいね!」など、良いところを見つけてほめてあげましょう。
小さなことでも、“やる気”が伸びるキッカケになるかもしれません。
(2)興味のありそうなことから伸ばしてあげる
どんなに飽きっぽい子どもでも、何かしら興味を持てることがあるはずです。電車・車・お人形・アイドルなど、なんでもいいです。興味があることが見つかったら、そこからやる気を伸ばしていきましょう。
楽しく興味のあることに関しては、どんどん知識を吸収していく子どもたち。電車に興味がある子だったら電車の博物館に連れて行ってあげたり、お人形遊びが好きな子だったら一緒にお人形のお洋服やおうちを作ってみたり、小さなつながりを見つけて、いろいろ体験させてあげましょう。
(3)たまには助けてあげる
興味があっても、子どもにはできないことがまだまだたくさんあります。そんなときは手助けしてあげましょう。できないことができるようになると自信につながり、子どものやる気はどんどん伸びていきます。
まずはできることから少しずつ、自信をつけさせてあげましょう。
子どものやる気は、親の見守り方次第で変わってきます。いろいろなことを体験させて、子どもの可能性を広げていってあげたいですね。
●ライター/横山かおり(ママライター、元モデル)