人のコーデを笑うな! 育児でオシャレできない産後ママへアドバイス
2015年4月27日 | よみもの人のコーデを笑うな! 育児でオシャレできない産後ママへアドバイス

【ママからのご相談】
出産後、まったくオシャレをしていません。髪の毛もボサボサ、いつもTシャツにジーンズ。太ったこともあり、新しい洋服を見ても興味が沸きません。近所のお母さんたちには、とてもきれいな格好やピアスまでしている人もいて、オシャレできない自分に落ち込んでしまいます。
ママに余裕が生まれるのは3歳くらいから。それまでは仕方がない!
産後、オシャレができない自分を責めるような気持ちになってしまうのですね。特に初産後は、すべてが手探りの子育てである上に、“ママとはこうあるべき”という価値観に苛まれているのかもしれません。

出産後に突きつけられるムリゲー、「理想の母親になれ」
日本では、母親になった瞬間に、「きれいで、いつも笑顔で優しく、子煩悩で、家事もきっちりやるママ」という理想の母親像を求められます。最近は、「仕事は時短できっちりやって、管理職もできるでしょ?」というおまけまで付いています。
私自身、この価値観に苛まれて頑張ってみましたが、ムリゲーでした。育児に没頭した日は家事ができない、オシャレに気を配らなければならない日は子どもの相手がおろそかになる、これが現実でした。
出産後1年くらい、「外出するだけで精いっぱい」は、みんな同じ!
さて、相談者さんの言う、「近所のママがきれいに見える」。ちなみにそのママが連れている子どもは乳幼児ですか? もしかしたら、子どもは3歳以上に成長し、すこし余裕が出たママかもしれません。子どもは自転車の後ろ席に乗っていませんか? 後ろ席に座っていれば、2歳以上の子どもでしょう。
産後って、最低でも1年間はあまり寝られないし、ママのココロもカラダもボロボロです。オシャレが息抜きになる人もいますが、外出するだけで精いっぱいな人だって多いもの。私の周囲では、3歳になって幼稚園への入園を控えた時期から気持ちに余裕ができて、オシャレの復帰ができる人が多いように思います。
その理由は、『3歳頃になると、自己主張することだけでなく、周囲の状況に合わせた活動をすることができる』から。自分でできることも増えて、パパ・ママの手がすこしラクになります。
「オシャレしていない女性」に世間の風当たりは厳しい。でも自信を持って!
女性は外見をきれいにしていないと、世間の風当たりが厳しいですね。私自身、身もココロも精いっぱいの状態で買い物に行き、20代の女性に笑われたことがあり、「だって、仕方がないじゃん」と。オシャレできない自分を補うための方法は、以前のコラム『すっぴんでもオシャレに見えるママの特徴を5つ』をご参照ください。
オシャレなんかしてなくても、毎日しっかり生きているのだから自信を持って!
3歳を超えれば、きっとオシャレに気を配る余裕が出てくるでしょう。“今”は、仕方がない。気になるようならバッグや靴を新調するだけでも気分が変わりますよ。
【参考リンク】
・3歳頃の子育てのヒント|北海道教育委員会(PDF)
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