離婚する夫婦多し! 産後クライシスを防ぐためにパパが協力すること3つ
2015年4月23日 | よみもの離婚する夫婦多し! 産後クライシスを防ぐためにパパが協力すること3つ

【パパからのご相談】
現在妻が第1子を妊娠中です。もうすぐ8か月になるところで、初めてのわが子の誕生に胸を膨らませています。ですが、よく産後は夫婦仲が悪くなったりすると聞くので不安です。そうならないためにも自分の協力が必要になるかと思うのですが、私も仕事が忙しいためどこまで手助けできるのか分かりません。子どもが生まれたら最低限、夫が手伝うべきことって何でしょうか?
産後ママの気持ちを感じ取ることで、自然に手助けすることが見えてきます。
ご相談ありがとうございます。ママライターのみいゆです。
もうしばらくしたら赤ちゃんと初対面とのこと、それはもう待ち遠しいことでしょう。ご相談にもありますように、確かに産後は夫婦の関係が悪くなり、最悪離婚につながるケースも少なくありません。産後のママはホルモンのバランスが崩れて自身の気持ちのコントロールが難しくなるうえ、慣れない赤ちゃんの世話となれば想像以上に大変なものです。その点、男性は経験しないことなので妻の気持ちを理解することが難しいでしょう。
しかし、この産後という大事な時期に夫のちょっとした協力で夫婦が不仲になることはまずないといっても過言ではないでしょう。

産後ママがパパにしてほしいこと3つ
(1)赤ちゃんにミルクをあげる
母乳のみのママでは難しいかもしれませんが、ミルクだったらパパでもあげることができますね。飲む時間は約15分程ですが、この短い間でもママは体を休めることができるのでとても助かります。
(2)赤ちゃんのお風呂
赤ちゃんのお風呂は体力勝負です。まだまだ3~4kgと軽い赤ちゃんですが、首も腰もすわっていないので支えることがとても大変です。こんなときにパパの出番!
赤ちゃんをお風呂に入れることに慣れてくれば、仕事終わりで多少疲れていても負担に感じることは少なくなるでしょうし、一緒に湯船に入ってコミュニケーションもとれますね。
(3)ママの自由時間を作ってあげる
パパもお休みの日はゆっくりしたいですよね。毎日お仕事することは体力的にも精神的にも疲れます。しかしそれは家にいるママも一緒です。決まった時間に休むことができないので、行きたいときにトイレにもいけず、ごはんも食べられないことはこの時期にはよくあることです。
出産という大仕事の後での縛られた生活のなかでほんの1時間や2時間、パパが赤ちゃんのお世話をしてくれることで自分だけの時間を持つことができて本当に助かるのです。
“産前産後を語る男性”として講演活動をしている渡辺大地さんは、自身の開催する父親学級で、「産後の女性のからだや心の痛みを理解し、奥様の気持ちに寄り添って夫婦で育児をスタートさせること」を重点にお話しされているそうです。
これから長い育児を夫婦で仲良く協力してやっていくには、産後に夫がどう妻に対して協力的であるかが大事になってくるでしょう。
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●ライター/みいゆ(ママライター)