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“宿題しなさい”は禁句? 自発的に行動できる子どもの育て方

“宿題しなさい”は禁句? 自発的に行動できる子どもの育て方

【ママからのご相談】
何を言ってもうちの子どもはやりませんというか、できません。宿題も家の手伝いも! もう毎日がストレスいっぱいでこっちの方が参ってしまいそうです。しっかりとできる子のお母さんたちはどんなふうにして教えているのでしょうか。

a 順番通りに教えることと、ほめることがカギです!

ご相談ありがとうございます。メンタルケア心理士の桜井涼です。

子どもが1人で、宿題やお手伝いに取り組ませるのはかなり難しいことです。本当に苦労します。でも、段階を踏んで順番通りにさせることができるようにさせるための大切なコツであることがわかっています。その際にほめることをプラスさせれば、もっといい状態でできるようになることが人間の心理上わかっているのです。

親にとっては本当に骨の折れる作業です。でも、何かを1人でさせたいと思っているのなら、3つの段階を順番通りやっていくことをオススメします。

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子どもが一人で動けるようになる3STEP

(1)お手本を見せる

最初の段階は、“お手本を見せる”です。宿題にしてもお手伝いにしても、どうやってやるのかを子どもに見せないと、できるようにはなりません。どのようにやるのか、注意しなくてはいけない点はどこなのかを話しながら、親がお手本を見せましょう。

怒ったり、嫌な雰囲気を出さないで楽しそうに言ったり、話したりすることがポイントです。

(2)一緒にやってみる

次の段階は、“一緒にやってみる”です。問題を解くときに一緒に解いてみる、お手伝いのやり方を教え、時に手を貸しながら実際に関わらせてみるということが大事な段階です。見せるだけでこの“一緒にやってみる”の段階をさせずに、「○○しなさい!」と指示してしまうことが多々ありますが、これではやり方がうろ覚えで、しっかりできないのが現状なんです。年齢が低ければ低いほど、この段階が重要となってきます。

できたら、すかさずほめてあげましょう。ほめることで、大変なものの中から楽しさややりがいを見いだすことができるようになります。ここは、1度や2度でなく、3度4度と繰り返すと次の段階にステップアップしたときに戻ることなく、できるようになります。

この段階は、親にとって面倒だと感じるでしょう。私もそうでした。「もう、自分でやった方が(答えを教えた方が)早いじゃん!」と考えたものです。でも、ここを大事にしないとストレスのたまる言い方をしなくてはいけない未来が待っているので、実践は抜かしたり飛ばしたりせずに、むしろ楽しみながら一緒に行いましょう。

(3)様子を見ながら1人でさせてみる

数回一緒にしていくと、お子さんの方から、「もう1人でできるよ」という声が挙がってくることでしょう。そうなったら1人でさせるチャンスです。「お母さんは手を貸さないよ。その代わり見るだけね」と様子を見てあげることが必要になります。

そして、ちゃんとできたらほめてあげましょう。ここが“やる気を起こさせるため”と“自己評価を高くするため”に大切なカギとなります。ここがうまくいけば、後は1人でできるようになりますから、相談者様にとってストレスフリーになれるはずです。


忙しくされている相談者様や世のお母様方にとって、こんな面倒なことはできないと感じることでしょう。私もまったく同じことを感じていましたし、仕事と家事の忙しさから、「○○しなさい」の連発でした。順を踏んでの教えが大事なことだとわかっていたのに、何年も実践できないでいました。

しかし、日本海軍の功労者として有名な山本五十六の言葉

『やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ』

を聞いた時に思ったんです。「大人でもこうなのだから、子どもだって同じことだ」と。

「○○しなさい!」と言わなくても良くなるように、ぜひ小さなお手伝いなどから実践してみていただきたいと思います。最初の1歩が肝心であることは、相談者様も理解されていることと思います。お子さんと一緒に自分も成長する気持ちでされてみてはいかがでしょうか。

【参考文献】
・『子どものこころが動きだすことば』七田眞・著

●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)

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