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低コストで人気! 投資を始める前に知るべき“ETF”のポイント6つ

低コストで人気! 投資を始める前に知るべき“ETF”のポイント6つ

【女性からのご相談】
ネット証券でノーロードの日本株インデックス投信を買い付け、保有しています。今度は海外株のインデックスに投資しようと思っていますが、保有口座でETFが買えることがわかったので、ETFに投資してみようかと考えています。インデックス投信とETFの違いを教えてください。

a ETFは上場、投資信託は非上場です。

コストが安く、近ごろ人気が高まっているETF。株式公募投信総額に占める株式ETFの割合は、2012年末の8.0%から、2014年末には13.8%へと拡大しました(投信信託協会『公募投資信託の資産増減状況(実額)』より試算)。ここでは、インデックス投信とETFの違いについてご説明します。

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ETF(上場投資信託)についてのポイント6つ

(1)ETF(上場投資信託)

ETFとは、証券取引所に上場している投資信託で、株同様の取引ができます。投資信託は、毎日基準価額を算出して、翌営業日に価格がわかります。ETFは上場しているので、リアルタイムの値段で売買することができます。株同様、成行き、指値などで注文を出します。

(2)ETFの手数料

信託報酬がかかります。ETFの手数料率は0.1%から1%未満。インデックス投信の手数料は0.3%から1%未満と、若干ですがETFの方が有利です。

また、注意が必要なのは、株と同様に取引手数料がかかります。各証券会社によりますが、海外市場に上場しているETFは海外株式取引手数料と同様なので、さらに高額です。

(3)銀行のNISA口座ではETFが買えない

ETFは上場投資信託なので、株と同じく証券会社で発注できます。しかし、銀行でNISA口座を開設している場合は取扱いがありませんので、ETFに投資したい場合は証券会社のNISA口座を開設する必要があります。既に銀行にNISA口座を開設していて、来年まで口座開設できない場合は、銀行のNISA口座で信託報酬の低いインデックス投信を購入するか、新たに証券会社に特定口座を開設し、ETFを購入するしかありません。

(4)海外株式のETF、インデックス投信は、何に投資すればいい?

海外株式のインデックスには、以下のインデックスに連動する投信、ETFを購入するとよいでしょう。

・日本以外の先進国に投資する場合……MSCIコクサイインデックス
・新興国に投資したい場合……MSCIエマージングマーケットインデックス

MSCIとは、ほとんどの運用会社が指標(ベンチマーク)として採用する株式指数を開発、算出している米国の会社です。

(5)インデックス投信は純資産残高、ETFは流動性に注意

同じ指数に連動、手数料もほぼ同じETFがたくさんある場合は、売買出来高を確認しましょう。株同様、出来高が大きいほうが取引しやすく、売却するときにすんなり売却できます。インデックス投信は純資産残高の大きい投信の方が、繰り上げ償還リスクが低く、流動性が高いといえます。

(6)ETFでオーダーメイド投資

ETFのメリットは、金や石油などの商品指数に連動したもの、特定のセクター、例えば医薬品、ITなどに特化したものなど、自分の好みに合わせて少額から組み合わせることが可能な点です。セクター配分なども運用会社が決定する、アクティブファンドやバランスファンドに抵抗がある方に向いている投資先といえます。

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