【ママからのご相談】
現在0歳の子どもがいる専業主婦なのですが、将来的に育児をしながら自宅でできる仕事をしたいと思っています。気になっている資格があるので、その資格を取得して自宅教室ができるといいかなと考えているのですが、自宅開業する際のメリット・デメリットや注意点があれば教えていただきたいです。

自宅開業はママにピッタリの働き方！

ご相談ありがとうございます。ベビーマッサージ講師のfurahaです。

実は私もご相談者様と同じ動機から子どもが0歳のときに自宅でベビーマッサージ教室をスタートさせました。実際にやってみて感じるのは、やはり自宅開業は小さい子どもがいるママにはピッタリな働き方だということ！

実体験と専門サイトの意見を参考にしながら、自宅開業のメリット・デメリットをご紹介していきたいと思います。

自宅開業のメリット4つ

まずは自宅開業のメリットからみていきましょう。資格情報サイト『Brush UP』によると、以下のようなことがメリットとしてあげられています。

【自宅開業のメリット】
・費用を抑えることができる
・移動時間を他の時間に使える
・在宅でないとできないこと（家事・育児）の時間をとりやすい
・自分のこだわりをサロンや教室に反映できる

なかでも特に、ご相談者様のようなママにとっては、育児や家事との両立がしやすい、という点が一番のメリットではないでしょうか？　常に子どもの近くにいながら、それでいて自分の好きな仕事もできる自宅開業。

仕事のスケジュールを全て自分で管理することができるので、子どもの学校行事や家族でのイベントがあればその日は仕事をお休みにする、プライベートで忙しい時期は教室やサロンの開催回数を少なくする、というように家庭との両立がとてもしやすいワークスタイルが魅力です。

また、自宅開業だと場所代がかからないので、開業資金や月々の経費を大幅に抑えることができるのもうれしいところ。金銭面でも無理なく教室やサロンをスタートできるので、主婦でも気軽に挑戦しやすいのではないかと思います。

自宅開業のデメリット3つ＆注意点

ママにとっては理想的なお仕事に思える自宅開業ですが、もちろんいいことばかりではありません。デメリットもしっかりと理解し、それに対する対策を考えた上で開業をする必要があります。

資格情報サイト『Brush UP』によると、以下のようなことがデメリットとしてあげられています。

【自宅開業のデメリット】
・公私混同しやすい
・プライバシーを保ちにくい
・お客様の滞在時間が伸びやすい

自宅開業をする際にまず注意したいのが、プライバシーの問題！　自宅で教室やサロンをする場合は住所を安易にブログやHPに載せないようにしましょう。集客の際は大体の場所がわかる程度にとどめておき、ご予約いただいた方だけに詳しい住所を教える方が安全です。

お客様の側からすると教室やサロンの住所が明確な方が信頼感もあり予約しやすいと思うのですが、ここが自宅開業の一番のデメリット、やはり家族が暮らす自宅でもあるので、プライバシーの管理には気を付けたいところです。

また、自宅で仕事をしていると公私混同しやすいのですが、仕事をする時間、教室やサロンの終了時間は予め決めておき、それ以外の時間は育児や家事、自分の趣味などに専念するようにしましょう。仕事とプライベートのメリハリをつけたほうが、無理なく続けられるのでおすすめです。

やりたい気持ちは一番の原動力！

今回はメリット・デメリットを簡単にご紹介しましたが、本当に自宅開業をしようと思うと、何の教室（サロン）を始めるのか？　開業にあたって資格が必要な場合どこでその資格をとるのか？　どれくらいの収入が見込めるのか？　開業資金はいくら必要か？　など……考えることが一杯あります。

その過程で問題点や不安点がでてきて、「やっぱり自分には無理なのではないか？」と考えてしまうこともあると思います。でも、本当に自分がやってみたいと思うなら、できない理由をあげて諦めるのではなく、どうしたら自宅開業という夢が実現できて、それを成功させることができるかを考えてみましょう。

「何かをしてみたい！」という強い気持ちは一番の原動力！　その自分の気持ちに素直に従うことも大切です。

ご相談者様は既に気になっている資格もあるということなので、そこまで決まっているのであれば、現在自分の胸の中にあるやりたいことをとことん極めて追求して、自宅開業の夢を叶えてください。

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●ライター／furaha（ベビーマッサージ講師）