お兄ちゃんの葛藤! 上の子の”赤ちゃん返り”を解決するヒント3つ
2015年3月24日 | よみものお兄ちゃんの葛藤! 上の子の”赤ちゃん返り”を解決するヒント3つ

【ママからのご相談】
現在、年少の男の子がいるママです。先日、第2子を授かっていることが分かったのですが、息子に知らせたところ、早くも赤ちゃん返りが始まってしまいました。出産するまでどのように関わっていけばいいか悩んでいます。どのように接していけばいいのでしょうか。
妊娠中は、お兄ちゃんになる準備期間!
ご相談ありがとうございます。フリーライターのmikiです。
ご妊娠おめでとうございます。いつもならできることを、「イヤ」といって拒否したり、オムツを卒業しているのに突然、おもらしして、「オムツしたい」と言い出したり。いわゆる、“赤ちゃん返り”を経験するという話を耳にします。
今まで、お母さんを独占していたのが、赤ちゃんが生まれた途端、お母さんは赤ちゃんに付きっきりになってしまうのですから、「お母さんを赤ちゃんに取られた」という気持ちが芽生えてしまうのかもしれません。
物理的に考えても赤ちゃんとお兄ちゃんのお世話を平等に、というわけにはいきませんから妊娠している今の期間を、“お兄ちゃん準備期間”としてみてはいかがでしょうか。そこで“お兄ちゃん準備期間”にしておいてよかったことを2人~5人のお子さんがいる先輩ママたちに聞いてみました。

お兄ちゃん・お姉ちゃんになるためのヒント3つ
(1)基本生活を自分一人できるように練習
年少さんの男の子であるなら、朝起きてから1日の流れの中でお子さん自身できることを一人でできるよう練習しておくのもポイントです。基本的な流れを書き出して、“自分でできるもの”“お母さんのお手伝いが必要なもの”について親子で話し合ってみましょう。
(2)ぬいぐるみなどを使ってお兄ちゃん体験
お気に入りのぬいぐるみや人形を使ってお兄ちゃん・お姉ちゃんの疑似体験をさせてみましょう。オムツを替えたり、ミルクを飲ませたり、きちんとお世話する必要はありませんが、お世話体験することで一回りも二回りも成長することでしょう。
『あくまで“体験”ですので、駄目だしはせずに“ほめること”が大事。ほめてほめてほめまくりましょう!』
(3)思いっきり甘えさせる時間をつくる
お兄ちゃん・お姉ちゃんになるための時間も大事ですが、これまで以上にママと濃密な時間を過ごすことも忘れずに。
『自身の体調と相談しながら2人だけの時間を楽しんで思い出作りをしましょう』
プレッシャーをかけず時間をかけてゆっくりと
ついつい、「お兄ちゃん・お姉ちゃんになるんだから!」と言ってしまいがちですが、幼いながらもプレッシャーは感じてしまうもの。少しずつ時間をかけてお兄ちゃん・お姉ちゃんになる準備をしていきたいですね。
【関連コラム】
・赤ちゃん返りをする3歳の娘への対処法3つ
・どう伝える? 第二子妊娠を上の子に言うタイミングとは
・兄弟が2歳差で生まれるメリット4つ
●ライター/miki(フリーライター)