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成功体験がカギ! 子供に自信をつけさせるポイント3つ

成功体験がカギ! 子供に自信をつけさせるポイント3つ

【ママからのご相談】
小学4年生の男の子がいるのですが、いつも自信がないようで何事もチャレンジしようとしません。また、自信がないことからきているのか、勉強に対してどうせやってもできないというような考え方で不安です。自信をつけさせて積極的に勉強に取り組んでもらいたいのですが、何かいい方法はありますか?

a 自分ができないという思い込みを取っ払ってあげましょう。

ご相談ありがとうございます。育児書コンシェルジュの三尾です。

自信が持てない子どもは積極性に欠けてしまいますので、親としては少し不安になってしまいますよね。でも逆に自信を持たせてあげることができれば、子どもは大きく成長していきます。

そんな子どもへ自信をつけさせるために親として簡単にできることがたくさんあります。百ます計算で有名な陰山英男さんの『娘が東大に合格した本当の理由』という本にいくつかポイントがありましたので、事例を交えてご紹介します。

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子どもに自信を持ってもらうためのポイント3つ

(1)できる人と比較しない

子どものテストの点が悪いとき、「A君はいつもテストの点数がいいよね」とか、「お姉ちゃんはいつもちゃんとしててえらいよね」と比べると、その子の自信がなくなってきます。特に本書では子ども自身ができないと思っている点で、できている人と比べるのはよくないと書いてあります。

ついつい比較してしまいがちですが、本人も他の人と比べてできていないことがわかっているのであれば、あえて言う必要はないですね。むしろ自信をつけさせてあげたり、チャレンジする気持ちにさせるのであれば、少しでもできている点にフォーカスすることをオススメします。

例えば、「前はこういうところはうまくいってたよね」とか、「これは得意だからこの部分も頑張ればできるんじゃない?」というように、できること、できたことを子どもに伝えてあげれば、子ども自身も、「やればできそうだ」と思うようになります。

(2)できないという思い込みを取っ払う

自信がない子は“やってもムダ”“どうせできない”と思っており、やり始める前からネガティブ思考です。成功体験が少ない子どもが多く、やればできるという体験がないからそのような考えになっているのです。ですので、逆にできるということを体験させてあげれば自信がついていきます。

まず、スモールステップでできることから少しずつやらせてあげることが大事です。勉強であれば、ちょっと簡単な問題からとりかかったり、得意なところから少しずつやらせてみるといいですね。また本書では、同じことを繰り返すと書いてありました。同じことを繰り返すことで、その範囲では完璧にできるようになり、それが自信につながります。自信が持てれば、新しいことも前向きにチャレンジできるようになるので、失敗してもへこたれなくなりますよね。

(3)遊ぶときは思い切り遊ぶ

同じことを繰り返しやらせることは自信につながるかもしれませんが、退屈になってしまうこともあります。自信がない子どもは継続する力も弱いことが多いので、はじめのうちは続けることも難しいかもしれません。

そんなときは、一旦勉強はやめて思い切り勉強を忘れて遊ぶことも重要です。遊びや好きなことをして、ストレスを発散すれば、また集中して取り組めるようになります。思い切り遊べるということも一つの自信につながっていくのではないでしょうか。


いかがでしたでしょうか。

子どもの自信は将来の自立につながっていきますし、積極的なチャレンジの原動力になると思います。親のちょっとしたひと言でも自信につながることがあるので、今回の記事が参考になれば幸いです。

【関連コラム】
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●ライター/三尾幸司(育児書コンシェルジュ)

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