へその緒なくした!? “思い出の品”の収納スペースの作り方
2015年3月23日 | よみものへその緒なくした!? “思い出の品”の収納スペースの作り方

【ママからのご相談】
へその緒をなくしてしまいました。引っ越しの際にどこかにしまったのか、そのまま捨てたのかもしれません。子どもに申し訳なく思っています。へその緒はなくしても大丈夫なのでしょうか?
何も問題ありません。へその緒を持たない人はたくさんいます。
ご相談ありがとうございます。ライフオーガナイザー阪口ゆうこです。
へその緒、大事にとっておく方も多いですね。いつか子どもに見せよう、渡そう、と思っている方も多いはず。そのへその緒をなくされてしまったということですが……問題ありません。今回は、へその緒の役割について見ていきましょう。

そもそもへその緒とは?
へその緒とは臍帯(さいたい)のことです。母体の中で母親の胎盤と胎児をつないでいるもの。母から子へ栄養や酸素を流している管のことで、器官のジャンル的には生殖器。つまりは、“母と子をつなぐ”という、すてきなフレーズの生殖器です
切り離した後の役割を必死で探してみましたが、切り離される前におおよその役割は終えている。そのような結果に至りました。つまり、へその緒を残しておく理由としては“母と子をつないでいた”という証明品であり、思い出という非常にざっくりとした理由ながおおよそなのです。
なくしても大丈夫か? という悩みに対してですが、へその緒をそもそも渡さない方針の病院もあります。
へその緒がないから営業成績が悪い。へその緒がないから彼氏ができない。へその緒がないから人生がうまくいかない……そういう話も聞きませんし、ネットで検索してもそういう悩みにはヒットしませんでした。つまりは気持ちの問題です。なくしてしまって後ろめたいのであれば、今のお子さんを大切にするのはどうでしょう。心でつながることは今もできるはずです。それに他の手段でも思い出はたくさん作れますし残せます。
しっかり収納スペースを作りましょう!
このような悩みにぶつからないようにはきちんと管理することが重要ですね。普段出し入れしないのであれば、手の届かないスペースに思い出をまとめるといいと思います。思い出ゾーンとして1つのスペースを作るのです。
残したくなったらそのスペースに収納して、見たくなったらそのスペースに手を伸ばせばいいだけ。普段手に取らないものを残すのであれば、特別にスペースを設けると、なくし物も減らせますよ。
【参考文献】
・『標準組織学』藤田尚男/藤田恒夫・著
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●ライター/阪口ゆうこ(ライフオーガナイザー)