妊婦は要注意! タバコの煙をマスクで防ぐ方法&その他の対策
2015年3月20日 | よみもの妊婦は要注意! タバコの煙をマスクで防ぐ方法&その他の対策

(3)サードハンドスモークに注意する
サードハンドスモーク(三次喫煙)とは、タバコを吸った後に部屋の中に残っている有害な残留物質を吸入してしまうことを指します。
タバコの煙に含まれる有害物質は、目に見える煙の中だけでなく、カーテンやソファ、壁紙などにも付着して残っています。
カラオケなどで部屋の中がタバコ臭く感じた経験があるかと思いますが、それはタバコの残留物質が残っている証拠です。
タバコの煙に含まれるニコチンは、空気中の亜硝酸と反応することでニトロソアミンと呼ばれる発がん性物質に変わると言われています。
つまり、タバコの残留物質は発がん性物質に変異する可能性があるということです。
副流煙と違って自覚のないまま有害物質に暴露され続けることが多いため、状況によっては副流煙以上に悪影響を及ぼすこともあるようです。
とくに小さい子どもは床を直に触ったり、物を口に入れたりすることが多いため、一番被害を受けやすいと言われています。
妊婦さんや小さな子どもを育てるママは、誰かがタバコを吸った部屋にはなるべく立ち寄らないようにすることが賢明です。
部屋を効果的に換気する方法

これまで受動喫煙を防ぐ方法について見てきましたが、旦那が喫煙者で困っているという人もいるでしょう。
もちろん、その場合は禁煙をしてもらうことが一番ですが、それでも禁煙してもらえない場合は部屋の換気を効果的に行うことが大切です。
自然換気の場合
風を利用して自然換気を行う場合は、以下のことに意識するようにしましょう。
・窓は対角線上にある2か所を開ける
・空気の流れを邪魔しないような家具の配置にする
・空気の流れが止まっている場所には扇風機を設置する
これらのことを行うだけで、かなり効果的に換気を行うことができます。
機械換気の場合
機械を使って換気をする場合は、以下のことに意識するようにしましょう。
・換気扇を回し、なるべく遠い場所にある窓を開ける
・窓を開ける場合は20cm程度にする
一般的に8畳程度の部屋であれば5分ほどで部屋の空気を入れ替えることができるようです。
まとめ
いかがでしたか?
マスクだけではタバコの煙を完全に遮断することは難しいです。自分なりに受動喫煙対策を行うことで、健康的な生活を送るようにしたいですね。
●追記/パピマミ編集部
●モデル/神山みき(れんくん)、前田彩(桃花ちゃん)、ゆみ