感謝がポイント!? 育児疲れのママを“ねぎらう”方法まとめ
2015年3月18日 | よみもの感謝がポイント!? 育児疲れのママを“ねぎらう”方法まとめ

「いつまでもラブラブな結婚生活がしたい!」「妻と子どもと幸せな家庭を築きたい!」結婚当初、こんな風に楽しい夫婦生活を想像していませんでしたか?
しかし、子どもが生まれてからママの態度が冷たくなったり、お互いの会話が少なくなったりと、子育て中の夫婦というのは理想とかけ離れていることも多いようです。
本当は育児で大変なママを助けてあげたい! という気持ちをもっているけど、毎日の子育てで気が立っているママにどう接していいか分からない……。そんなあなたのために、育児疲れのママにしてあげられることをまとめてみました!
(作成:パピマミ編集部・上地)
まずは、妻が夫に望んでいることを知ろう!

妻が夫に望む5つのこと
(1)外出、趣味を一緒に楽しんでくれる
妻たちは、ただ生活するだけの時間とは違う、楽しい時間を共有することを望んでいるようです。
話を聞いた奥様の中には、『普段喧嘩ばかりだけど、お互いイベントや外出が好きで、休日のその時間があるから別れずにすんでいる』、なんていう方も。一方で、別の方からは、『出かけても、一緒に楽しんでくれなければ意味がない』という意見も頂きました。
確かに、子どものためにと一緒に公園に来たは良いけれど、「俺は別に楽しくないからお前は遊んでこいよ」なんて雰囲気を出されたら、お出かけは最悪なものになりますよね。
女性は無理やりなコミュニケーションは望んでいません。まずは、旦那様自身も一緒に楽しめるものを探し、一緒に楽しむ時間を作ることを心がけてみましょう。
(2)子どもに対して同じ気持ちを持ってくれる
例えば、子どもを、「かわいいなぁ」と思ったとき、旦那様も同じように、「かわいいなぁ」と感じてくれていると、妻たちは喜びを感じることが多いようです。
おじいちゃんおばあちゃんがかわいがってくれるのももちろん嬉しいことですが、やはり、父親である旦那様が自分と同じ感覚で子どもを見てくれるというのは安心するもの。
仕事人間の方は子どもとあまり接していない方が多いので、「子どもは大事でも、妻の言うかわいさはよく分からない」という方がいらっしゃるみたいですが、まずはお子さんとたくさん話をしてみてください。
お子さんのことを知れば知るほど、そのかわいさ、愛おしさが分かってくると思いますので、正面から、マンツーマンで子どもと向き合う時間を作ってみてくださいね。
(3)楽しんで仕事に行ってくれる
多くの妻たちは夫の仕事を心から応援しています。しかし、旦那様が“嫌々行っている感”にあふれていると、応援する気持ちも感謝する気持ちもだんだんと薄れていってしまうようなのです。
仕事が辛いことは多々あるかとは思いますが、嫌な気持ちは奥様に聞いてもらい、次の日からは、「今日からまた頑張るぞ!」という気持ちで出かけるようにしてみましょう。その姿を見ていれば、奥様も一生懸命サポートしようという気持ちになるのではないかと思います。
(4)おいしそうにご飯を食べてくれる
毎日毎日献立を考えるのは、実は結構大変なものです。しかし、それをおいしいと言ってくれる人がいると、人は大きな達成感を得ることができるものです。
忙しくて食事以外あまり奥様との時間がとれないという方は、言えば当たり前に出てくる料理にだけでも目を向けてみてはいかがでしょう。食事の初めに、「これがおいしそうだな」「俺はこれが好き」などと言ってみると、食事中の会話も弾むようになるのではないでしょうか。
(5)して欲しいこと、言ってほしいことに気付いてくれる
こちらは根本的かつ、無謀な要求ですね……。少しわがままなような気がしますが、理想を言葉にしろと言われればこうなるのかもしれません。
いつまでも自分の気持ちを大事にしてほしい、結婚しても気遣ってほしいという妻たちの女心なのでしょうね。
ポイントは、ママと一緒になにかを共有できる気持ちを持つことではないでしょうか。
ママと過ごす時間を大切にすることで、自然とママのやってほしいこと・言ってほしいことが分かるようになるかもしれませんね。
疲れたママには愛の言葉!

(1)「○○(奥さん)のことが1番大切だよ」
照れ臭いかもしれませんが、思い切って伝えてあげて下さい。できれば、奥様のことを後ろから抱き締めてあげながら。ママになった女性にとって、嬉しい囁きのはずです。
(2)「毎日24時間赤ちゃんと向き合って疲れているよね。大丈夫?」
奥様の疲れを認めてあげることはとても大切です。「疲れているのは君だけじゃないんだ!」「母親なら皆やっていることだろう?」などの言葉は絶対にタブーです。奥様の心身の状態を受け止めて、尊重してあげて下さい。一緒にスイーツのお土産などを渡しても良いでしょう。
「ママのことが一番大切だよ」というのは、夫婦なら当たり前のことだと思うかもしれませんが、当たり前なことほど、だんだんそれを意識しなくなり、忘れてしまいます。
きちんと口に出すことで、ママに愛を伝えてあげましょう。
どうせやるなら、喜ばれることを!

外出より言葉かけと家事代行
女性は子育てで疲れていると母親モードになっています。良き妻で、「夫をしっかりサポートしてあげたい」と思っていても、子育てをしていると本気で疲れますから、それができないことが多いです。その上、子ども中心の生活ですから、母親モードのスイッチが切り替えられないことも。
その状態で、2人きりで外出だの旅行だのと言っても、はっきり言って、「また疲れる」と考えてしまうだけです。
相談者様が仕事で疲れて帰ってきたところに、奥様がグチしか言わなかったり、育児がどれだけ大変だったかしか言わなかったら、嫌になりませんか? 「大変だな」と最初は思っても毎日となると、「こっちだって疲れてんだぞ!」なんて気持ちになると思います。
母親モードに入っているときは、ねぎらいの言葉をかけてあげることで気持ちが伝わります。そして、少しでも家事を代わってあげることを考えてあげましょう。
また、医師である明橋大二先生の著書『忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス』にこう書かれています。
『同じ労力を使うなら、妻が望んでいることをきちんと把握して実行するほうが、はるかに有効だということです』
奥様が本当に望んでいるのはなんでしょうか。それを叶えてあげることが一番のねぎらいになると私も思っています。
「毎日大変だろうから、リフレッシュに旅行でもしよう」というのは、とてもいい提案のように思いますが、育児に疲れたママからすると、「疲れるだけ」と感じてしまう場合もあるようです。
案外、「ゆっくり休みたい」と思うママも多いようなので、相手が何を求めているかを見極めながら、ねぎらってあげましょう。
肝心なのは“気遣い”!?

(1)“衣・食・住”を少しでも手伝う
新米ママにとって、初めての出産後は赤ちゃんの世話で手一杯となってしまうことが多いと思います。家事が満足にできないことは承知しておいてほしいことの1つであると、認識しておくことが大切です。実家からお手伝いに来てくれる援軍がいれば話は別ですが、そうでない場合は、ご相談者様のような夫が頼りになります。
行動の中で大事な“衣・食・住”を少しでもできるようにしておくと本当に助かります。
・洗濯物は2~3日分まとめてコインランドリーを活用する(乾かすまでしたら最高ですね!)
・頼まれたものを買って帰ったり、食事の支度をする間に育児を交代する
・ゴミ出しや散らかった物を元に戻すなど、いつものお手伝いに少しプラスをするだけで奥様の負担が減ります。しかし、いつもと違うようなやり方をすることで、「手間が増えた」と感じられてしまうことも事実です。
ですから、奥様にどのようにすればいいかを出産前に確認しておきましょう。はっきりと聞いてくれた方が助かりますし、「手伝ったのに小言を言われた」なんてことにもならなくてすむはずです。
(3)行動と言葉を合わせたプラスアルファをする
ただ何かをしてあげたというだけでは、相手に伝わりにくいものです。プラスアルファとなるものがあると、より一層感謝されることは間違いありません。
【プラスアルファでできることの例5つ】
・a……少しでも早く帰って、大変だった話を聞いてあげる
・b……赤ちゃんが寝たら肩もみをしてあげる
・c……おむつ替えをしたらきちんと捨てて、ないものを補充しておく
・d……買い物をしたら、奥様の好物を買ってきてあげる
・e……「お疲れさま」の言葉をかけて、ハグや髪をなでるなどのボディタッチをする“行動”に“言葉”を合わせて使うといった気づかいは夫にしかできません。気づかいができることこそが、プラスアルファとなるのです。
ママの負担を少しでも軽くしようと思って、何かを手伝うというのはとてもいいことですね。さらに、より具体的な“行動”と“言葉”でねぎらいの気持ちを伝えてあげると、ママも一層感謝するようです。
完璧を求めない

(1)部屋の汚さには目をつぶる。口もつぐむ
最近流行の断捨離やシンプル生活と、子どものいる暮らしというのはまさに対極に位置していることを認識してください。子どもには物がたくさん必要です。オモチャやおむつやお尻ふき、数々の物が育児の最中には必要になってきます。
そして、2歳児は物をぐちゃぐちゃにするのが遊びだったりするので、片づけてもなかなか追いつくことはできません。パパはどんなに部屋が汚くても目をつぶり、口をつぐみましょう。できれば帰宅後、散らばるおもちゃを片付けて、掃除機ではなく音の出ないモップでホコリを取ってくれると助かります。
(2)身なりのボロボロの妻には、「素顔がかわいいね」と褒めましょう
0歳児の育児というのは、夜中もママの仕事が続きます。寝不足でも2歳児がいるので日中、赤ちゃんと寝てしまうということが難しいのかもしれませんね。
なかなかお手入れもできない育児中のママが、自宅でボロボロなのは仕方ないことなのです。そんなとき、パパから、「素顔がかわいいね」と言われたらママはうれしくて泣いちゃいそうです。
パパが仕事で家庭をないがしろにしてしまうことがあるように、ママも育児で大変だと家のことを全て完璧にはできません。
ママが大変なことを理解し、気持ちに余裕をもって接してあげましょう。
いかがでしたか?
育児で大変な時期というのは、限られた期間です。一番つらいときに、パパに助けてもらったらママもうれしいですよね。
「ママを助けたい!」という気持ちがあるパパは、なにか1つでもやってみませんか?