• TOP
  • 妊娠・出産
  • 基礎知識
  • 妊娠中に薬は飲めない? 妊婦が花粉症を乗り切る方法9つ

  • 妊娠中に薬は飲めない? 妊婦が花粉症を乗り切る方法9つ

妊娠中に薬は飲めない? 妊婦が花粉症を乗り切る方法9つ

妊娠中に薬は飲めない? 妊婦が花粉症を乗り切る方法9つ

こんにちは。ママライターの横山かおりです。

妊娠中の花粉症って本当につらいですよね。くしゃみや鼻をかむときにどうしてもお腹に力が入りやすくなってしまいますし、赤ちゃんのことがなにかと心配です。

今回は耳鼻科の先生と、周りの花粉症ママに妊娠中の乗り切り方を聞いてみました。

目次
 花粉症になる原因(P1)
 花粉が飛びやすくなる条件(P1)
 妊娠によって花粉症が悪化する?(P1)
 花粉症の薬の種類4つ(P2)
 妊婦は花粉症の薬が飲めない?(P2)
 妊娠中でも服用できる花粉症の薬(P3)
 妊娠中の花粉症の胎児への影響(P3)
 妊娠中にできる花粉症対策9つ(P3〜4)
 まとめ(P4)

花粉症になる原因

29447496302_ccfc990f0c_z-compressor

そもそも花粉症は何が原因で起こるのでしょうか。おさらいをしましょう。

基本的に花粉症は植物の花粉を吸い込んだ際に、鼻や目などがアレルギー反応を起こすことで発症します。

花粉症の原因となる植物の花粉は人によって異なり、約60種類以上あると言われています。その中でも、一般的にはスギやヒノキ、ブタクサなどが有名ですね。

発症のメカニズムとしては、“IgE抗体”が関係しています。人間の体は、異物が入ってくるとそれを排除しようと“IgE抗体”という物質を生成します。

この抗体は体内に蓄積され、一定量を超えると過剰に反応するようになり、くしゃみや鼻づまりなどの防御反応が強く出るようになると言われています。

花粉が飛びやすくなる条件

28636806141_c489fe0136_z-compressor

花粉の飛散量は天候や時間帯によって違いがあると言われています。

基本的に、寒い日は飛散量が少なく、急激に気温が上昇した暑い日ほど飛散量が多いとされています。

とくに、雨が降っていた日の翌日に晴れて気温が上がると、雨で地面に落とされていた花粉が舞い上がるため、通常よりも飛散量が増えると言われています。風が強い日も同様に飛散量が増えます。

まとめると、花粉が飛散しやすいのは、

・カラっと晴れている日
・風が強い日
・雨が降った次の日

の3パターンになります。

時間帯としては、太陽が出ている時間、とくにお昼前から夕方前が最も飛散量が多いと言われています。逆に、朝や夜は比較的飛散量は少なめです。

妊娠によって花粉症が悪化する?

28682083546_fe67ab1b54_z-compressor

「妊娠すると花粉症が悪化する」という説を聞いたことはありませんか?

実は、妊娠をすることで普段よりも花粉症の症状が強く出てしまう人がいると言われています。

理由は大きく分けて2つ挙げられます。まず一つ目は、“体の防御反応が強くなっている”ことです。

妊娠中は胎児を守るためにあらゆるウイルスや細菌を排出しようと、体の防衛反応が強まっていると言われています。

そのため、花粉に対しても普段よりも敏感に反応してしまい、症状が強く出てしまいます。

二つ目は、“体内の水分量が多くなっている”ことです。

妊娠中は血液の流れを増加させるために体内の水分量が多くなっていると言われています。

東洋医学の世界では体内に余分な水分がたまっている人は花粉症を発症する可能性が高まるとされており、体内の水分量が多くなっている妊婦は花粉症にかかりやすいと言われています。


→次ページでは、花粉症の薬の種類について見て行きましょう。

記事をシェアしよう!

twitter facebook line

PICKUPこちらもおすすめ

PICKUP こちらもおすすめ

CATEGORY

カテゴリーから探す