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妊婦や赤ちゃんに必要な「防災グッズ」と「緊急連絡サービス」5つ

妊婦や赤ちゃんに必要な「防災グッズ」と「緊急連絡サービス」5つ

【ママからのご相談】
妊娠7か月です。3月が近づくと、少し不安な気持ちになります。災害時に必要なものはありますか。何を準備しておくといいのでしょうか、教えてください。

a 出産・入院準備にプラスして用意しておきましょう。

ご相談ありがとうございます。ママライターの*SARASA*です。

出産入院用品の準備に加え、少しだけプラスして用意しておきたい物及び、もしものときの緊急連絡ツールも合わせてご紹介しましょう。

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用意しておきたい非常用持ち出し品

まず普段から持ち歩きたいのが、母子手帳。いつも財布と一緒にかばんに入れておくと安心です。また、ショックで不意に破水・出血することも想定して生理用品も備えておきましょう。緊急時必要なものはひとまとめにし、いつでも持ち出せるように準備をしておきます。

【妊娠27週までの方】
生理用品、下着 、清浄綿(せいじょうめん)

【妊娠28週以降および産後の方は上記に加えて以下の物】
粉ミルク、水(赤ちゃん用又は軟水/硬度30mg/L以下)、プラスチックの哺乳瓶
お尻拭き 、紙おむつ、タオルやガーゼのハンカチ、肌着、赤ちゃんの服、
離乳食(赤ちゃんの月齢に応じて)

(兵庫県立大学大学院看護学研究科21世紀COEプログラム ホームページより引用)

その他にも、乳幼児がいる場合は、

・カイロ(離乳食やミルクの保温にも使える)
・抱っこ紐(避難時はベビーカーは危険。避難所でずっと抱っこしてなければならないことも)
・バスタオル(布団やおくるみがわりに。着替えや避難所での授乳のさいの目隠しとしても使える)

も役立ちます。感染症予防にマスクも入れておきましょう。

避難する場合は、歩ける子もはぐれてしまわないように抱っこ紐で移動を。子どもが2人いる場合は1人をおんぶします。その際必ず靴をはかせること。おんぶの場合、目が届かないので防災ヘルメットを被せましょう。

子どもがはぐれたときのことを想定して、子どもに持たせる避難バッグには、連絡先、名前、血液型、などを書いたパーソナルカード(保険証書や母子手帳コピーなど)を中に入れておきます。

妊産婦さんやお産後の方が持てる重さは5kgが目安だそうです。上記に加え、ラジオや懐中電灯、食料などの一般的な避難用品も必要となってきます。準備ができたら、一度背負ってみましょう。いくつかに分け、車の中、倉庫など、被害を受けた後でも一番取り出しやすい場所が置き場所としては良いそうです。

緊急時に連絡ができるサービス5つ

緊急時は電話がつながりにくくなることも予想されます。携帯や一般回線など音声以外の連絡手段も家族で、検討しておきましょう。

(1)NTT災害用伝言ダイアル171(いない)

被災地への通話がかかりにくい状態になったとき、被災地内の家族や知人などの安否の確認や緊急連絡を取れるようにするものです。音声ガイダンスにしたがって録音および再生ができます。

(2)Google パーソンファインダー

災害の影響を受けた個人が、親類や友人の状況を掲示したり、検索することができるウェブアプリケーションです。サイトにアクセスして使用。安否情報を名前で検索することができます。

入力は、名前、身体の特徴、性別・年齢、自宅住所、人の特徴、写真なども登録することができ、その人の状況(本人・探し中など)やメッセージ、最後に見かけた場所、連絡がとれたかなども記載できます。

携帯キャリア3社と、提携しており、いずれからも検索結果が表示されます。平常時は体験版がサービス利用可能です。

(3)NTT西東災害用伝言板web171

PC、スマートフォンへ対応した災害用伝言板です。サイトにアクセスして使用します。登録された伝言は電話番号をキーとして全国(海外含む)から確認し、追加の伝言を登録することが可能です。

災害等の発生時は、被災地からインターネットを経由し伝言板にアクセスし、電話番号をキーとして安否情報(無事です・被害があります・自宅にいます・避難所にいます)のいずれかをチェックして知らせます。

また、伝言情報(テキスト100文字以下)も登録可能。メッセージを登録したことを知らせる通知先は、メールアドレス10件分、音声通知先は1件です。利用者登録はあらかじめ設定しておくことができます(英語・中国語/簡体字・韓国語対応)。

(4)SoftBank 災害用伝言板

App StoreおよびGoogle Playからアプリをダウンロードして使用します。登録されたメッセージは、インターネットを通じて他社の携帯電話やパソコンなどから確認できます。Eメールアドレスを設定すると、災害用伝言板にメッセージが登録されたことを自動でEメール送信される仕組みです。事前登録可能(10件)で、Wi-Fi環境でも利用することができます。

(5)au 災害用伝言板サービス

Android……“au Market au災害対策”で検索し、ダウンロード
iPhone……“AppStore au災害対策”で検索し、ダウンロード

携帯はauポータルのトップメニューに表示される『災害用伝言板』を選択します。

自分の安否情報を登録し、登録された安否情報などは、全国から閲覧することができます。検索のキーは電話番号です。こちらもあらかじめ指定したEメールアドレス5件に、災害用伝言板に登録されたことをメールで知らせる機能がつき、事前登録ができます。

上記3社の災害用伝言板は、毎月1日・15日、正月三が日、防災週間(8月30日~9月5日)、防災とボランティア週間(1月15日~1月21日)に体験期間を設けています。訓練を兼ねて、体験してみてはいかがでしょうか。

災害用の伝言サービスはキーとして電話番号を利用しているものがほとんどです。緊急時、連絡を取ろうにも電話番号がわからない、ということがないよう母子手帳や紙の手帳などに普段から記録しておくことも大切ですね。

【参考リンク】
質問:緊急時に強い連絡手段は? | 日本科学未来館

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●ライター/*SARASA*(ママライター)
●モデル/坂井由有紀(央将くん)

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