リメイクで一生ものに! 子どもの“思い出品”を保管するコツ
2015年2月28日 | よみものリメイクで一生ものに! 子どもの“思い出品”を保管するコツ

子どもが生まれると、じわじわとモノが増えていくもの。
おもちゃ、工作、絵や折り紙、ママにあてた感謝の手紙……どれもステキなものばかりですが、気づくと部屋中てんこ盛りになっていることもありますよね。
特に園や学校で作ってきた制作物などは、思い出の品でもあるため、なかなか捨てることができません。
もちろん全てを永久にとっておくこともできないため、ママたちはジレンマに苦しむことになります。
どんなママも頭を悩ませている、子どもの思い出の品問題。ほどよく保管し、上手に処分するにはどうしたらいいのでしょうか。

(1)写真に取るならひと手間プラスして
どんな大きな工作も、写真にしてしまえばコンパクト。かさばらず、シンプルに保管することができます。
『持ち帰ってきた日、すぐに撮影しています。いつかやろう、今度やろうと後回しにしていると、結局面倒くさくなってしまうので。習慣づければ、子どもの方から「今日コレ持って帰ってきたよ。撮影しよう!」と言ってくるようになりますよ』(30代女性/小学生女の子のママ)
さらに、こんなひと工夫を加えているママたちも。
『作品単体ではなく、子どもと一緒に写すのがコツ。あとから見返したときの感慨深さが全然違います!』(40代女性/中学生男の子、小学生女の子のママ)
『撮ったらすぐプリントアウトして、裏に日付と一言コメントを記入しています。上の娘は自分自身でも、作る上で苦労した点や満足しているポイントなどを書き込んでいます。いい成長記録になりますよ』(30代女性/小学生女の子、幼稚園男の子のママ)
こうすることで、より多くの思い出をとっておくことができるというわけですね。
(2)飾ることで、子どもを満足させる
数々の作品たち。それまで見向きもしなかったくせに、いざ処分しようとすると泣いて嫌がる……そんなお子さんは多いものです。
あるママはその対策として、あえて“飾る”という方法を取っていると教えてくれました。
『シューズボックスの上を、子どもの作品展示場にしています。ここなら家族みんなの目に触れるし、訪れたお客さんも必ず見てくれるので、子どもの満足度が高いんですよね。子どもをきちんと満足させれば、ゴネずに納得して手放してくれますよ』(30代女性/幼稚園女の子のママ)
(3)保存用ボックスにとりあえずキープも
保存用のボックスを用意し、とりあえずそこにまとめておく。そんなママたちは多いでしょうが、何か心がけていることはあるのでしょうか。
『とりあえず1年間は保管し、年度末に「最優秀作品賞」を家族みんなで選出しています。残すのは受賞作品だけと決めているので、選出会議は毎年とても真剣。でも、そうすることで子ども自身に「上手に作りたい」「いいものを作りたい」という向上心が芽生えてきたようで、ひとつひとつを一生懸命作ってくるようになりました』(40代女性/小学生男の子、保育園女の子のママ)
『大きい制作物もしまえるように、深さのあるボックスを選びましょう。フタ付きでスタッキングできるものだと、さらに便利ですね。複数お子さんがいるなら、みんな同じボックスにするのもスッキリ収納するコツです』(30代女性/小学生女の子、幼稚園女の子のママ)
(4)リメイクすればもっと使える
思い出の品は、絵や工作だけではありませんね。
赤ちゃん時代の産着やおくるみ、6年間使ったランドセルなども、感慨深くてなかなか捨てることができないグッズです。
こういったものは、リメイクして別のものに作り変えるのが人気のようでした。
『ランドセルをお財布とパスケースにリメイクし、ずっと使っています。大人っぽいバッグに作り変えてくれるお店もあったのですが、ランドセルのヘタリ感や内部の黒ずみなどが気になってやめました。小物なら安いし、ランドセルの状態が悪くても心配ないと思います』(40代女性/高校生女の子、中学生女の子のママ)
『初めて買ってあげた服がどうしても捨てられず、くるみボタンとシュシュを作りました。不器用な私でも簡単にできるリメイクなのでオススメです!』(20代女性/幼稚園女の子のママ)
いかがでしたか?
大切に残しておきたいのはモノそのものではなく、それと共にあった子どもの姿。そう考えれば、実際にとっておく品物はほんの少しでもいいことに気づけるかもしれません。
思い出グッズはほどほどに、そして上手に保管したいものですね。
●文/パピマミ編集部
●モデル/いちご姫(いちごショートくん)、神山みき(れんくん)