睡眠が人生を左右する! 子どもがスムーズに寝つく“おやすみ前”の習慣
2015年2月27日 | よみもの睡眠が人生を左右する! 子どもがスムーズに寝つく“おやすみ前”の習慣

【ママからのご相談】
現在幼稚園年長の子どもがいますが、毎日の就寝時に手を焼いています。いつも9時には寝るように決めていますが、何度、「もう寝なさい」と言ってもダラダラして結局毎日バラバラの時間帯になってしまいます。きちんと時間通りに寝るようにさせるにはどうしたらいいでしょうか?
寝る前にやる行動を決めて、習慣にしてしまいしょう。
ご相談ありがとうございます。ママライターのみいゆです。
「まだテレビが観たい」「ゲームで遊びたい」など、夜寝る時間になってもなかなか素直に寝ないお子さんは多いようです。ママが何度、「早く寝なさい!」と言っても何かとダラダラしてしまうときも。
では、どうすれば素直に、「おやすみなさい」と寝てくれるようになるのでしょうか。はじめはなかなか言うことを聞かないかもしれませんが、毎日寝る時間が近づいてきたら必ず行う行動を決めて習慣にしてみましょう。

子どもの睡眠のお手伝いをするために親がやることとは?
まず、子どもに言葉だけで伝えるのはあまり効果的ではありません。もしその日が良くても、次の日にはまた同じことを何度もガミガミ言うことになってしまうでしょう。声掛けだけではなく、子どもが寝る体制に入るために親が環境を工夫してあげましょう。
・夕飯の前に入浴を済ませておく
・夕飯はなるべく19時までに終わらせる
・テレビを消す
・部屋を薄暗くする
・毎日寝る時間になったら布団に入る
上記のことを毎日繰り返し行うことで、子どもは、「寝ないといけない」と思うようになり自然と就寝モードになります。
子どもにとって睡眠が人生を左右させる?
睡眠改善インストラクターの原陽子さんは子どもの睡眠について、『日本人の睡眠不足はどの年代においても世界一。ご両親がいくら賢く育って欲しいと願っても、睡眠が足りていないとお子様の脳がいつも徹夜明けの状態、慢性の時差ぼけというような脳の状態になっている』と語っています。
「睡眠ぐらいで……」と安易に考えていると、子どもの成長が脅かされる事態にもなってしまうのです。子ども(4歳~12歳)の時期では平均で最低10時間の睡眠が必要とされています。基本の早寝早起きを親がきちんと心がけることによって、昼間でも子どもは健康的に活動することができます。
ちょっとした工夫で子どもの入眠を促し、質の良い睡眠をとりましょう。
●ライター/みいゆ(ママライター)