割れない哺乳瓶のNEW素材“トライタン”の知識3つ
2015年2月24日 | よみもの割れない哺乳瓶のNEW素材“トライタン”の知識3つ

【ママからのご相談】
上の子と10歳差になりますが、この度妊娠がわかりました。上の子のときに使っていたベビー用品はすべて処分しているので、新しく買いなおしているのですが、ネットで哺乳瓶を見ていると“ガラス”“プラスチック”に交じって“トライタン”というものがありました。上の子のときにはなかったものです。“トライタン”って何でしょう?
“トライタン”とはガラスとプラスチックの利点をあわせ持った素材です。
ご相談ありがとうございます。ママライターの亜依です。
わが家は上の子と下の子の差が7つですが、7年前は当たり前だったことが今は違ったりして、戸惑うことも多々あります。そういう意味でも、10年ぶりの赤ちゃんのお世話は新鮮かもしれませんね。
さて、“トライタン”という素材の哺乳瓶が売られていたとのこと。普段耳にすることのない名前ですが、調べてみると赤ちゃんによさそうな素材の哺乳瓶でした。

写真:株式会社リッチェル
トライタンについて3つの知識
(1)トライタンってなに?
トライタンとは、医療用器具を製造しているイーストマン社が開発した素材で、最新の合成樹脂技術で開発された、軽くて丈夫で安全性も高い商品なのだとか。フジテレビの『めざましテレビ』でもいかに割れない素材であるか、トライタン製のグラスを使用して実験したのですが、10階の高さから落としても割れなかったようです。
(2)トライタンの利点
トライタンを使用して哺乳瓶を作っているベッタのHPによりますと、以下の利点があげられていました。
・一見ガラスかと見紛うほどの透明感
・しっとり手に馴染むしなやかな感触
・弾力があり割れにくい
・軽い
・耐熱は110度
欧米諸国の哺乳瓶では、とてもポピュラーな素材のようです。なによりガラスとプラスチックの利点をあわせ持っているところが魅力的ですね。
(3)欠点は?
トライタン製の哺乳瓶は電子レンジによる消毒はできないので、煮沸消毒か薬液消毒のみになります。まだ日本ではメジャーな哺乳瓶ではないので、急な乳首の買い替えに困ることもあるかもしれませんね。
最後に
トライタンを使用している哺乳瓶を見ると、どれもカラフルでかわいいものばかり! 値段も高額というわけではありませんし、抵抗力の弱い赤ちゃんにこそ、安全性に優れたベビー用品を使いたいですよね。
今はまだ、ちょっと遠い存在の“トライタン”ですが、ベビー用のスプーンやフォークにも使われ出しているようですし、薬局でトライタン製の哺乳瓶の姿を見る日も近いかもしれません。
【素材提供元】
・株式会社リッチェル
●ライター/亜依(ママライター)