CM中だけ子守役? 妻をイライラさせる“自称イクメン”の言動
2015年2月23日 | よみものCM中だけ子守役? 妻をイライラさせる“自称イクメン”の言動

【パパからのご相談】
先日、女の子が生まれたばかりの新米パパです。産後、妻が大変だろうと積極的に育児を手伝っているのですが、妻は不満のようで、いつも不機嫌そうな顔をしています。オムツを替えたり、ミルクを作ったり、自分ではイクメンだと思っているのですが、その頑張りが空回りしているようです。産後の妻にどう接したら良いのでしょうか?
“自称イクメン”になっていませんか?
ご相談ありがとうございます。フリーライターのmikiです。
近年の“イクメンブーム”により、イクメンを自負するパパが増えてきています。ライフメディアのリサーチバンクによると、約53%の男性が、「自分はイクメンである」と回答しています。しかし、その一方でママたちの不満は減ることなく、“産後クライシス”へと発展してしまうといった現実もあります。
“イクメンだと自負する夫”に“パパ業に不満を抱くママ”。“自称イクメン”で終わらないためにはどうしたら良いでしょうか。ママたちから話を聴くと“勘違いイクメン”の実態が見えてきました。

「手伝ってやっている」という根本的な考え
“子育ては手伝うもの”と思っていませんか? 子育ては女性がするもので、男性は補助的なものという考え。実際問題、パパが仕事をしていれば、女性が子育てをしている時間が長くなるので、子育て=女性というイメージになってしまいますが、あくまで子育ては“手伝う”のではなく“一緒にすること”です。
実際、「手伝ってあげようか」と言われてイライラしたというママが多数でした。
勘違いイクメンの実態
また、そのほかにも数々の“勘違いイクメン”のエピソードが寄せられました。
・おしっこのときだけオムツを替える
・子どもより先に寝てしまう夫
・テレビのCM中だけ子守する。番組が始まると私に……
・外出中だけイクメンのふりをする
・子どもと遊んでいて自分が遊びに夢中になってしまう
・都合の良いときだけ子どもと遊ぶ
・ミルクを作って子どもにあげても哺乳瓶は絶対洗わない
心当たりのあるイクメンパパさんはいませんか? “イクメン”という言葉は、一緒に子育てする奥様が認めてはじめて“イクメン”になれるのかもしれません。
ご相談者様も一度、奥様に自分はイクメンかどうか聞いてみてはいかがでしょうか。意外な答えが返ってくるかもしれませんよ。
【参考リンク】
・イクメンプロジェクト | 厚生労働省
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●ライター/miki(フリーライター)