新生活が不安なママに! 気持ちのキャッチボールができる会話術3STEP
2015年2月23日 | よみもの新生活が不安なママに! 気持ちのキャッチボールができる会話術3STEP

【ママからのご相談】
来春から夫の転勤先の新しい場所で、新生活をはじめることになりました。実は私、人とのコミュニケーションがとても苦手なのです。新しくお付き合いがスタートする子どもの幼稚園のママ友や、新しいパート先での人間関係、どうしたら程よい距離感で楽しく会話できるでしょうか?
会話に必要なのは、方法ではなく、共感と思いやり、ほんの少しのユーモアです。
はじめまして。こんにちは。藤じゅんです。
新生活のスタートに当たっては、期待と不安が半々といったところでしょうか……。1つでもいいので、不安を軽減させるためには周りの環境と人間関係が大きく関係するかもしれませんね。

気持ちを伝えあう会話の秘訣3つ
では、ここで『話し方教室TALK&トーク』を主宰されている野口敏氏の著書を参考に、会話のポイントを探ってみたいと思います。
野口氏によると、会話というのは、
(1)まず5分! 相手の話をとにかく“聞く”
(2)スイスイ10分! 自分の気持ちをちょっぴり“話す”
(3)楽勝で15分以上! 相手に“質問”しながら話題を広げる
という3つのステップがあるそうなのです。
さらに、会話で伝えあっているのは自分と相手の“気持ち”だということ。
“会話は言葉のキャッチボール”ではなく“気持ちのキャッチボール”だと教えてくれています。
会話を通して心も体も元気になりましょう!
声を出して気持ちを伝えあいながらコミュニケーションをとることは、相手の表情や声のトーンを感じることができる点で、メールなどの活字を通しての伝達より、相手のことを思いやり理解しやすいのではないかと思います。
人とのコミュニケーションにおいては、常に、「自分がなにを話せばいいのだろうか」と考えたり、「自分をよく見せること」「嫌われないようにすること」に神経をとがらせるのことはやめましょう。
それよりも、相手がどんなことを知りたいのか、あるいはどんな気持ちをわかってほしいのか、共感してほしいのかに目を向けてみることが大切だと野口氏は教示してくれています。このことを、忘れずに今日からアナタも元気になってくださいね。
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●ライター/藤じゅん(カウンセラー)