安さに騙されるな!? 格安航空“LCC”を利用する際の注意点3つ
2015年2月23日 | よみもの安さに騙されるな!? 格安航空“LCC”を利用する際の注意点3つ

旅行の際にお世話になっている人も多い格安航空会社のLCC。
LCCの登場で国内・国外旅行が非常に身近な存在となったのは間違いないでしょう。
その“安さ”がクローズアップされることの多いLCCですが、それを実現するためには目をつぶらなければならないデメリットも少なくありません。
しっかり確認していないと、思わぬトラブルに見舞われることもあり、せっかくの空の旅が悲しくつらいものになってしまうこともあります。
今回は、LCCを利用する際に気をつけたい注意点について紹介します。

(1)サービスの多くが有料
徹底したコストカットを実現するために、通常受けられると思っているサービスの多くが有料での提供となっています。
機内食はもちろん、お水1杯飲もうと思っても有料。
チェックイン後、搭乗ゲート前でペットボトルなどを購入することはできますが、高めの料金設定となっていることが多いでしょう。
この他、座席の指定も有料になっていることが多く、オプションを付けなければ当日自動で割り当てられる座席に座るしかありません。
(2)荷物の制限が厳しい
大手航空会社では手荷物を無料で預かってくれることが多いですが、LCCでは有料となっており、事前に申請しておかなければ追加料金を請求されることがあります。
予約する際に申請していても料金は必要で、当日、申請していない荷物があったり持ち込みを予定していた荷物が重量制限に引っかかったりすれば、割高な料金が必要に……。
機内持ち込みの制限についても、大手航空会社が10kg程度であるのに対し、LCCでは7kgほどを制限にしていることが多く、いつもと同じ荷物なのに引っかかってしまったということもありえるでしょう。
(3)搭乗口が遠い
チェックイン後は、保安検査場に行ったり搭乗口へ行ったりする必要がありますが、LCCではこの配置されている距離が非常に遠いことが多く、時間ギリギリで行動していると遅刻してしまうことも。
たとえば成田空港では、電車で第2ターミナルに到着後、LCC専用の第3ターミナルまで15分ほど歩くこともあります。
通路の途中にベンチや自動販売機などが置いてある休憩スペースがあるほどです。
LCCを使う際には、空港に到着したからと安心せず、搭乗口などをしっかりと確認しておくようにしましょう。
LCCのデメリットについて紹介しましたが、それを補って余りある“安さ”という魅力があるのは事実です。
便利さ・快適さと安さをくらべて、どちらに魅力を感じるかで賢く使い分けるといいのではないでしょうか。
●文/パピマミ編集部