子供に”色”を覚えさせるコツ3つ
2015年2月6日 | よみもの子供に”色”を覚えさせるコツ3つ

【ママからのご相談】
春から幼稚園に通う子どもを持つ母親です。年明けから慣らし保育がはじまり、親子で週に2回通園しているのですが、他の子を見てビックリ! うちの子は色の名前がわからないのに、ほとんどの子が“赤”“青”“黄色”と色彩を理解しているのです。なんとかして覚えさせたいのですが、コツのようなものはあるのでしょうか?
子どもの好きなキャラクターや折り紙を使って、楽しみながらお勉強しましょう。
ご相談ありがとうございます。ママライターの亜依です。
得手不得手があるのは理解していても、自分の子どもだけができなかったら少し焦ってしまう……その気持ちはよくわかります。子どもに何かを教えるというのはとても大変ですが、コツを掴めばすぐに覚えてくれますよ!

色を覚えるコツ3つ
ママ友数人に尋ねたところ、ほとんどのママさんが子どもに色を覚えさせるために何かしらの努力をしたようです。簡単に覚えてくれた子もいれば、苦労したご家庭もあるようで……。どのように色を教えたのか聞いてきましたので、ご参考になればうれしいです!
(1)プリキュアや戦隊モノで覚える
春から幼稚園に入るのであれば、日曜の朝に放送される子ども向けの番組に興味を持つ年頃だと思います。“プリキュア”や“戦隊モノ”に限らず、“ディズニープリンセス”のドレスや“ポケモン”などのように、キャラクターにカラーを当てはめているアニメで色を覚えたと言う人がたくさんいました。
(2)色を指定して取ってもらう
「赤を取って」「青を取って」と毎日折り紙を楽しみながら覚えたというママさんも。これはレゴやお絵かきのときにもできますね。カラフルなコップを買って、「お父さんは青、お母さんは赤、お姉ちゃんはピンク、自分は緑」と決めるのも良い手です。
(3)一色ずつ粘り強く教える
色が混合するようであれば、1色ずつ根気強く覚えてもらいましょう。子どもはママが好きなものは基本的に全部好き! 「ママは赤が好き」と、色で悩むようなシーンがあれば赤を選びましょう。そうして赤を覚えたら青、次に黄色……。5色ほど覚えると、あとは教えなくても全色言えるようになるそうです。
色覚異常の可能性
どうしてもお子さんが色を覚えられないと言う場合、色覚異常の可能性があります。日本人では男性の約5%、女性の0.2%が生まれつき色の区別がつきにくいと言われています。まだ幼稚園に入る前ですので慌てる必要はありませんが、今後も色について不安になるようなことが増えてくるのであれば、一度受診してみても良いかもしれませんね。
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●ライター/亜依(ママライター)