どう保管する? 毎年増え続ける“年賀状”を整理するヒント
2015年2月3日 | よみものどう保管する? 毎年増え続ける“年賀状”を整理するヒント

【ママからの相談】
30代の主婦です。毎年年賀状の管理に手を焼いています。ハガキフォルダを使ったり、ケースに小分けに収納したり毎年さまざまなことを試しますが、見やすく出し入れしやすくてなおかつ簡単にできる収納方法が見つかりません。毎年年賀状を片付けることを考えるのがおっくうです。
まずは自分にとって年賀状がどういう存在なのかを考えましょう。
ご相談ありがとうございます。ライフオーガナイザー阪口ゆうこです。
年賀状は新しい年でもお付き合いをお願いするあいさつ状。何年もお会いしていない方でも年賀状は毎年やりとりしたり、人と人とがつながるステキなイベントです。すぐに手放せない大切な年賀状の収納解決のヒントを考えてみました。

いつまで保管しますか?
パレットプラザが実施したアンケートによれば110万世帯中で毎年年賀状を50枚以上もらうという方が43.7%、30枚以上では70%以上という結果が出ています。
毎年毎年そんな枚数を保管していくと必然的に場所をとりますよね。ですから、まず各家庭で保管期間のルールを作ることが必要です。「3年くらいかな……」という家庭もあるでしょう。「いやいや、1年でじゅうぶん!」という家庭もあるでしょう。「時間が許す限り手放さない!」という方も中にはいるかもしれません。
まずは年賀状がどのような存在か今一度考えてみませんか? 各家庭の価値観が大切です。
特別な年賀状だけ保存しましょう
1年のうちに何度も年賀状を出し入れして見てますか? 年賀状は1年のお正月の一時期にもらうもの。そして、あいさつ状は拝見したときに仕事の大半を終えています。
全てを出し入れしやすくするのではなくて、特別な年賀状がありましたら、その年賀状だけを特別扱いをしましょう。手帳に挟んでいつでも手に取れる状態にしたり、目に付くところに貼ってみたり。見ることでモチベーションを上げてくれる年賀状ってステキですね。
自分に合った収納方法を考える
1枚1枚画像に残してパソコンでデジタル収納、ジャンル別にハガキ専用の箱にきっちり収納……など細かい収納を好む方もいますが、収納方法には個人の向き不向きがあります。
1年に1度か2度しか取り出さないのであれば、年度別程度のゆるいジャンル分けはどうでしょうか。輪ゴムなどでまとめて、ほどよい大きさの箱にザックリとまとめてみるのはいかがでしょうか。
新年1年分の束を箱に入れたらいちばん古い年賀状の束を手放す。それだけです。フォルダに1枚ずつ挟めない、細かいジャンル分けが面倒くさい。わたしもそうです。きっとそのような思いの方は少なくないと思います。
せっかくのステキな文化ですので、いただいたときも収納するときも気持ちいいものにしたいですよね。そしていつまでも大切な方々とのやりとりができるといいですね。
毎年続けられるような、自身に合った収納方法を考えることが成功の秘訣です。
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●ライター/阪口ゆうこ(ライフオーガナイザー)