子供を認可外保育園に入れるメリット3つ
2015年2月2日 | よみもの子供を認可外保育園に入れるメリット3つ

【ママからのご相談】
認可保育園への入園を希望していますが、待機児童がいる地域に住んでいて点数も低いため、入れそうにありません。そこで認可外保育園に順番待ちで入ることになりそうですが、“認可外”ということが心配です。大丈夫でしょうか?
“認可外”だからこそ、長所もいっぱい! 少人数でアットホーム、教育熱心な施設も。
認可保育園には市区町村を通して入園せざるを得ないので、入園希望者が多い場合は本当に残念なのですが入れない場合もありますね。その際、“認可外”の保育施設を選ぶことになりますが、その受け皿は増えています。
平成24年度時点で、認可外保育施設は7,834か所あり、前年に比べて95か所増え、入所児童の総数も1万5,762人増えています。
実は、認可外保育施設にもたくさんの長所が見受けられます。以下のような点がある場合、あえて認可外保育施設を選ぶ、パパ、ママもいるようですよ。

認可外保育園の長所
(1)園児が“少人数”の場合が多く、アットホームな雰囲気
市区町村の認可が降りる保育園は、園児に対する保育士の割合や園庭の広さなど、児童福祉法に基づいた施設基準を満たすため、割と大・中規模なところが多い。その反対で、“認可外”保育所の場合は、園児も先生も少人数。小規模だと教室スペース全体が見渡せるし、先生全員の顔が分かり、とてもアットホーム。
(2)“一時保育”や“週に2~4回通園”コースもあり、とても柔軟な受け入れも
“一時保育”の受け入れを柔軟に行っているのは、認可外保育施設。市区町村を通して認可保育園が行う“一時保育”は申込み者が殺到してなかなか希望日に預かってもらえないことも。
その一方、認可外保育園は少々料金が高いのですが、割と希望日にすんなり預かってくれる所も多い。また、“週に2~4回通園”という柔軟なコースを設定しているのも認可外ならでは。
(3)英語、スポーツ、音楽……教育熱心な“認可外”保育園もある
“認可外”保育園は、民間企業が運営しているので、その方針はさまざま。給食に力を入れ、リトミック、英語、スポーツなどの習い事のようなカリキュラムを取り入れる園もあります。
また、“どこの保育園よりも、自宅から近い”という理由で認可外保育園に通う家庭もあるようです。保育園を選ぶ基準は、家庭によってさまざま、ですね。
【参考リンク】
・平成24年度 認可外保育施設の現況取りまとめ | 厚生労働省
【関連コラム】
・子ども・子育て支援新制度で新設される「認定こども園」とは
・認可外の託児所を探す方法とは
・待機児童ゼロ? 横浜市のリアルな保育園事情