睡眠障害になるのを防ぐ4大成分&食べ物
2015年1月28日 | よみもの睡眠障害になるのを防ぐ4大成分&食べ物

【女性からのご相談】
最近、よく眠れません。寝つきが悪くて睡眠時間が減ってしまったり、夜中に何度も目が覚めたり。おかげでお肌の調子も絶不調……。メイクのノリも悪いし、彼にまで、「肌、荒れてるね」と指摘されて大ショック。夜のPC使用などは避けてますが、他にも良い方法があれば教えて欲しいです。
睡眠障害は放っておくと危険! 今すぐ改善を。
こんにちは。美容・健康ライターのHARUNAです。
睡眠はその日にたまった疲れを回復して、細胞のダメージを修復するために必要なもの。高級エステよりも毎日の快眠が美肌に良いと言われているほど、美容と睡眠は深い関係にあるのです。
夜のPCやスマホ使用の禁止、就寝前のリラックスなども大切ですが、実は食べ物も大切。今回は、栄養学に基づいた睡眠を促す効果がある食材をご紹介します!

不足すると睡眠障害を招く4大成分&食材をチェック
睡眠と食べ物? 関係ないのでは? と思いがちですが、実は不足すると睡眠障害を起こす成分があるのです。まずは『糖質』。糖質が不足すると、自律神経のバランスが崩れやすく不眠症の要因になると言われています。
その他にも良質な睡眠のために、食べておきたい食材をチェックしてみましょう。
(1)糖質
バナナなどに含まれる糖質。摂りすぎると太るからと、避けてしまう女性も多いはず。しかし、糖質が不足するとエネルギー量がダウンしたり、自律神経にも悪影響を及ぼすので適度に摂取するようにしましょう! バナナは消化酵素を含んでいるので、短時間で消化・吸収されます。お腹がすいて眠れないというときには、バナナを1本食べて快眠に。
白米、玄米、うどん、そば、パスタ、じゃがいもなどに多く含まれています。
(2)トリプトファン
精神を安定させて催眠効果があるトリプトファンは、牛乳、豆乳、チーズなどに含まれています。夜眠れないときには、1杯の温かい牛乳や豆乳を。ヨーグルトは食物の消化や分解を促すので夜食にはぴったりです。イライラや不安を鎮めて、安眠を誘う効果が期待できます。
牛乳、豆乳、ヨーグルト、にんにく、酒粕、抹茶、黒砂糖、ごま、きなこなどに多く含まれています。
(3)ビタミンB12
チーズなどに含まれるビタミンB12。別名『神経ビタミン』と呼ばれていて、睡眠のリズムを調整する効果があるとされています。1日に一片ほどのチーズで、必要な量が摂取できるので、積極的に食べてみて。
チーズ、シジミ、レバー、アサリ、イクラ、ハマグリ、イワシ丸干し、柿などに多く含まれています。
(4)ビタミンB1
ビタミンB1は、脳や神経に働きかけて、精神を安定させてくれる効果があります。ストレス対策や不眠症改善にも効果的です。ベーコンなどに多く含まれていますが、カロリーが気になる場合はロースやショルダーなど脂質が少ない部分を選べばカロリーも約半分で安心です。
ベーコン、豚肉、焼き豚、タラコ、ウナギ、牛肉、イクラなどに多く含まれています。
眠れないときには、睡眠を促してくれる効果のある食事を意識することも大切です。夜ご飯に食べるとさらに効果がアップします。ぐっすり眠って、元気なお肌で朝を迎えてくださいね!
●ライター/HARUNA(美容・健康ライター)