ネット情報に一喜一憂! 妊娠中につきまとう不安との付き合い方
2015年1月23日 | よみものネット情報に一喜一憂! 妊娠中につきまとう不安との付き合い方

【ママからのご相談】
結婚6年目、不妊治療の末、妊娠することができました。現在、妊娠3か月に入ったばかりですが、赤ちゃんは元気なのか、出産できるのか、毎日不安でたまりません。本やインターネットで情報を調べるのが日課で、出血していないか頻繁にトイレに駆け込む始末です。妊婦の皆さんはどうやって不安を解消しているのでしょうか?
情報に振り回されずに赤ちゃんを信じて!
ご相談ありがとうございます。フリーライターのmikiです。
妊娠が発覚して喜ぶ一方、「赤ちゃんは元気かな?」から始まり、「出産の痛みに耐えられるだろうか」「きちんと子育てできるだろうか」など次々と不安が襲ってくるのは、妊婦さんなら誰でも経験していることだと思います。
いろいろ考えすぎてしまって、1日が長く感じられるというのが妊娠3か月の時期なのではないでしょうか。そこで、不安とどのように向き合ってきたのかについて先輩ママ、妊婦さんに聞いてみました。

不安は翌日に持ち越さない!
出産や子育てに対して、マイナスの方向に考えてしまうのは妊娠の症状の1つです。感情の起伏が激しく、普段では泣かないようなドラマでも大泣きしてしまったり、悲しいニュースに気持ちが落ち込んだりしてしまうことも妊娠中によく聞く症状です。
こうした不安な気持ちやマイナスの気持ちに対して、どう向き合っているか取材してみると、「夫に気持ちをぶつける」「ノートに気持ちをつづっていく」などの回答が得られました。中には、「布団の中で思い切り叫ぶ」といったユニークな意見も。
「まったく不安はない」というママさん、妊婦さんは一人もいませんでした。何かしらの不安を抱えているものの、ほとんどのママさんからは、「不安は引きずらないようにする」ということでした。不安は抱えてもすぐに解消するのがポイントのようです。
情報に振り回されないために
インターネットの検索サイトで、『妊娠』という言葉を調べると、同時に“おなかのはり”“出血”などの言葉が併せて検索されているのが分かります。不安になっていろいろ調べたい気持ちも分かりますが、調べすぎて逆に不安が増大してしまうことにもなりかねません。
不安が広がるようでしたら、本やインターネットでの検索はお休みすることも大事です。たとえば、少量の出血があった場合、どんなに調べても不安はぬぐえないと思います。それは、インターネットでの情報はさまざまあり、明確な答えは分からないからです。
不安が増大するおそれもあるので、時には調べることを休んでみても良いのではないでしょうか。
そして、やはりご相談者を一番強くするのは“赤ちゃんの生命力を信じる心”であると思います。赤ちゃんを信じて、出産までの十月十日、母親になる準備を少しずつしていきましょう。
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●ライター/miki(フリーライター)