自転車の“チャイルドシート”を前から後ろに移すタイミングとは
2015年1月19日 | よみもの自転車の“チャイルドシート”を前から後ろに移すタイミングとは

【ママからのご相談】
自転車への子どもの乗せ方について、ご相談します。2歳4か月の女の子を自転車の前シートに乗せていますが、同じ年くらいの子どもの中には後ろ席に乗っている子も見かけます。どのようなタイミングで後ろ席を取り付けるか、考え中です。後ろ席には、何歳から乗せる場合が多いのでしょうか?
ママチャリの“後ろ席”には、“2歳”以上なら安心して乗せられる。
子ども乗せ自転車に“後ろチャイルドシート(子ども乗せ椅子)”をいつ取り付けるか? を検討中なのですね。幼稚園の年少さんになると、ママチャリの後ろに乗っている場合がほとんどですが、まだお子さんは2歳とのことで自転車の“前”でも“後ろ”でも乗れますね。
何歳から後ろシートに乗る方が良いのか、ある自転車用品メーカーの規格を参考にして考えてみましょう。ある“後ろチャイルドシート”の規格は、以下のようになっています。
【後ろチャイルドシートの規格の例】
・子どもの“年齢”……1歳以上、6歳未満
・子どもの“体重”……20kg以下(商品によって多少違う)
・子どもの“身長”……115cm以下
次の3つがそろえば、ママチャリの“後ろ”に乗せてみてはいかがでしょうか?

後ろ席に乗せるタイミング3つ
(1)“2歳”の誕生日を迎えていること
ある自転車用品メーカーは、“2歳以上”での乗車を薦めています。また、自転車チャイルドシートの選び方としては、前乗せは、体重15kg(3歳後半)までできるが、2歳からは比較的安定する後ろ乗せがベターとされています。
(2)子どもを後ろに乗せても、親が安心していられる
子どもを自転車に乗せることになれない時期だと、振り返らないと子どもの姿が見えない後ろ席には、心配が伴うことでしょう。子ども自身が自転車になれて、親も、「後ろに乗せても大丈夫」と思えれば、“後ろチャイルドシート”を取り付ける時期かも。
(3)自転車の前シートに乗せるときに、親の“腰”に大きな負担を感じる!
子どもの体重が11~12kgを超えると、自転車の前シートに乗せるときには、まさに“重量挙げ”のような感じがしてきますよね。後ろ席の方が、子どもを持ち上げる高さが低くて済むので、「腰が痛い」と感じ始めたら、後ろに乗せる時期かもしれませんよ。
後ろ席も、子どもは親の背中を見ながら過ごせて楽しいみたいです。ママチャリの“前”から“後ろ”へ、大きな成長ですね!
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