登下校が心配! 子どもを不審者から守る防犯のポイント3つ
2015年1月16日 | よみもの登下校が心配! 子どもを不審者から守る防犯のポイント3つ

【パパからのご相談】
幼稚園年長の娘がいます。年末に、近所で、娘と同じくらい年齢の女の子が不審者に追いかけられた、という話を聞きました。自分の娘だったらと思うと、とても不安です。来春には小学生になり、登下校中など、親が四六時中側にいるわけではありません。「知らない人には近づくな」と口酸っぱく伝えているのですが……。どのように子どもの安全を守ればよいのでしょうか。
最終的には子ども自身に防犯意識を。
ご相談ありがとうございます。ママライターのマフィーです。
ご相談者様と同じように、私が住む地域でも、不審者に追いかけられたり声をかけられたり、という話をよく耳にします。事件として表面には出ていないけれど、子どもの安全が脅かされている出来事は、少し周りを見渡せば多くありますよね。ご不安な気持ち、よく分かります。
では、大事な子どもの安全を守るために、親は何をすればよいのでしょうか。ポイントを3つ、ご紹介します。

子どもを守る防犯のポイント3つ
(1)知らない人の定義をはっきりさせておくこと
私の娘は幼稚園の年長で、ご相談者様のお子様と同じ年齢です。しかし、私の娘はまだ、“知らない人”がどんな人なのか、境界線が非常にあやふやです。
たとえば、近所の公園で何回か話したことのある人。これは、子どもにとっては知っている人かもしれません。登下校中によくあいさつをするけど、名前も住んでいるところも知らない人。これも、知っている人になってしまうかもしれません。
できるだけ具体的に、シチュエーションなどもイメージさせながら、知っている人と知らない人の境界線を、子ども自身が理解することが大事だと思います。
(2)一緒に登下校できる友達を見つけておく
できるだけ1人で外を歩かない、というのが、子どもの安全の鉄則だとよく言われますよね。ただ、幼稚園の園児は広範囲から通うため、同じ学区のお友達がいないということも多々あります。場合によっては、近くには同じ幼稚園に通う子がいないということもあるかもしれません。
児童館や図書館、家の近くの公園に一緒に出向くなど、一緒に登下校できるお友達と出会える方法を探してみてはいかがでしょうか。
(3)効果的な防犯グッズを持つ
最近の小学生がほぼ全員持っているのが、防犯ブザーです。子どものかわりに、周囲に危険を知らせてくれるというだけでなく、適切な身につけ方をすることで犯罪の抑止につながります。
子どもが使いやすいこと、音が大きいこと、子どもが好むものではなく目立つもの。そういった目線で選ぶとよいのではないでしょうか。
幼稚園の年長と、小学校1年生。年齢は1つしか違わないのに、1人での行動範囲がとたんに広くなります。親ももちろんそうですが、子ども自身にも“危険な目にあうかもしれない”ことを理解させなければ、とご相談者様同様、私も感じています。ご紹介した方法が、お役に立てば幸いです。
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●ライター/マフィー(ママライター)