目に良いのはどっち? 「眼鏡」と「コンタクト」を徹底比較
2015年1月8日 | よみもの目に良いのはどっち? 「眼鏡」と「コンタクト」を徹底比較

健康・美容ライターのMAKIです。
眼鏡とコンタクトレンズ、目の健康のためにもどちらが良いのか迷う人も多いですね。ここでは、健康面から眼鏡とコンタクトレンズについて比較したいと思います。
> 眼鏡のメリットとデメリット(P1)
> コンタクトレンズのメリットとデメリット(P1)
> レーシックのメリット・デメリット(P2)
> 眼鏡の正しい度数設定(P2)
> 眼鏡とコンタクトの維持費(P2)
> 眼鏡とコンタクトの併用(P3)
> 眼鏡とコンタクトで“モテ度”は変わるのか(P3)
> まとめ(P3)
眼鏡やコンタクトレンズの使用で視力は低下しない

眼鏡もコンタクトレンズも長期的に使っていると視力が低下するなどの噂がありますが、そんなことはありません。
日本コンタクトレンズ協会や眼科の医師の見解によると、眼鏡もコンタクトレンズも正しい度数のものを使うこと、そしてコンタクトレンズであれば使用時間を守って装着していれば問題ないとされています。
むしろ、視力の矯正が強すぎたり弱すぎたりすることで目を酷使し、眼精疲労を招いてしまい、それが引き金となって視力が低下してしまいますので、定期的に眼科検診を受けて度数の調整を行うことが大切です。
眼鏡のメリットとデメリット

眼鏡のメリット
・眼球に指が触れないため、衛生的である
・眼球を傷つける心配がない
・目に対する負担が少ないため安全
・簡単につけることができる
・取扱いが簡単
・初期費用だけで済むためコストがかからない
・手入れが簡単(レンズが汚れたら拭くだけ)
・落としたときにすぐわかる
眼鏡のデメリット
・眼鏡のレンズ部以外は裸眼状態になるため、ピントがずれて視界が歪み頭痛やストレスの原因となる
・壊れると代わりの眼鏡ができるまで日常生活に困る
・ズレやすく衝撃に弱いためスポーツ時に不向き
・湯気ですぐに曇ってしまう
・眼鏡をかけると顔の印象が変わってしまう
・雨の日など水滴がつくと見えづらくなる
・水中めがねやサングラスがかけられない
・お風呂に入るときに外す必要がある
・耳や鼻に圧迫感を感じることもある
コンタクトレンズのメリットとデメリット

コンタクトレンズのメリット
・眼球全体をレンズが覆うため、視界の歪みが発生しない
・眼鏡のようにレンズが曇らないためストレスが少ない
・広い視界で物が見られる
・左右の視力が大きく異なる人はコンタクトレンズの方が視力矯正に適している
・運動をしてもズレない
・お風呂にもつけたまま入れる
・装着しても見た目の印象が変わらない
コンタクトレンズのデメリット
・装着時に眼球に触れるため感染症の懸念がある
・酸素透過性の低いレンズだと角膜の細胞に酸素が届かず白内障になるリスクが高まる
・レンズによって眼球を傷つける恐れがある
・手術や出産時にはコンタクトレンズを外さなければいけない(眼鏡が必要となる)
・装着が面倒
・ズレたときに目が痛い
・取扱いが面倒(装着時に手を洗う、洗浄液を持ち歩くなど)
・落としたときに探すのが大変
・毎日の手入れが大変(使い捨てでない場合)
・ランニングコストがかかる
コンタクト初心者におすすめのレンズ
コンタクトを初めてつける人にとって大切なのは、付け心地の良さと使いやすさ。
コンタクトレンズにはハードタイプとソフトタイプがありますが、初心者におすすめなのはソフトコンタクトレンズです。
ソフトコンタクトレンズは大きくて柔らかいため、つけやすくつけ心地も良いため、すぐに慣れることができます。
フィット感もバツグンで外れにくいので、運動をするのにも安心です。
特にワンデータイプの使い捨てコンタクトなら、面倒なケアも必要ありません。一定期間使用して交換するタイプだと、レンズのケアが必要ですし、正しいケアをしないと汚れが蓄積して目の健康を損なう恐れもあります。
そのため、1日使ったら捨てるワンデータイプのソフトコンタクトレンズが一番目にも安心で取扱いも楽だと言え、初心者に適していると言えるでしょう。
→次ページでは、レーシックのメリット・デメリットを見ていきましょう。