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離婚の可能性も!? だらだら生活の専業主婦“ダラ奥”の実態

離婚の可能性も!? だらだら生活の専業主婦“ダラ奥”の実態

【パパからのご相談】
妻が何もしません。子どもが大学生になって外に出てしまったということもあるのかもしれませんが、専業主婦なのに、毎日部屋がとても汚いし、何もしていないようなのです。食事もろくに出てきません。これはいったい何なのでしょうか? どうしたらいいのでしょうか?

a もしかしたら、奥さまは家事をすることを放棄している、“ダラ奥”かもしれません。

“ダラ奥”というのは、本来すべき家事などをせず、ゆったりとした時間を過ごす奥さまのことを指します。これは、“だらしない奥さま”が語源であるとされ、大手の掲示板で発生した言語だと言われています。

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幸福度と専業主婦の関係

大阪大学の教授である筒井義郎教授が、『くらしの好みと満足度についてのアンケート』という調査を行いました。

これを年代や住所、その人のライフスタイルなどで統計をとった結果、女性は男性に比べて、幸福度の平均が高かったことが分かりました。また、もっとも幸福度が高かったのは、30代で、都心部に暮らしている専業主婦であることが判明しました。

上司などの存在がなく、便利な都会に住み、健康面などで不安がない層であることを考えれば、これは当然のことかもしれません。

“ダラ奥”でいることのメリット3つ

・1……まったりと家事ができる
・2……仕事に追われることがなく、子どもに対しても余裕を持って接することができる
・3……自分が忙しくないから、外で働く夫をいたわることができる

というメリットがあるため、“ダラ奥”が一概に悪いこととは言えません。

また、“ダラ奥”と自嘲する人のなかには、実際にはそれ相応の家事をしており、“追われることのない生活”を、謙遜の意味を込めて言っている人もいます。

“ダラ奥”が行き過ぎると離婚の可能性も!?

しかしながら、この“ダラ奥”という言葉が、言葉通りの意味で使われ、“まったく家事をしない”、“通常専業主婦に期待される家事レベルに比べて著しく劣り、話し合いをしても解決しない”ということであれば、これは夫婦にとってかなり危険な状態です。

家事をしないことだけを理由に離婚が認められることは原則ありませんが、『婚姻を継続しがたい重大な理由(民法770条)』に当てはまる、と認可されれば、離婚の理由の一つともなり得ます。

結婚が継続できないほどの“ダラ奥”ともなれば、優雅な専業主婦生活を手放すことになりかねないのです。

結婚生活というのは、お互いの努力によって成り立つもの。自分の生活や考えを常に見直し、よりよい家庭生活を送っていきたいですね。

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