ママはみんな悩んでる!? 育児からくる“孤独感”をなくす方法2つ
2014年12月19日 | よみものママはみんな悩んでる!? 育児からくる“孤独感”をなくす方法2つ

【ママからのご相談】
2か月になる女の子の赤ちゃんがいます。ずっと欲しかった子どもで、出産したときは、これほど愛しい存在はないと思っていました。ですが、最近は泣いてばかりで何もできない娘と一緒にいると、ものすごく孤独を感じます。「この子がいなければ」と思うこともあります。どうすればいいのでしょうか。
自分の属する場所と時間を作りましょう。
ご相談ありがとうございます。ママライターのマフィーです。
生まれてから2か月。育児のパターンが少しずつ分かってきて、気持ちに余裕ができ始めたころでしょうか。
「今日、私独り言しか喋ってない」
私の子どもがご相談者様のお子様と同じくらいの月齢のとき、ふとそう思うことがありました。そんなとき、母は、「大丈夫、みんな同じだよ」と言ってくれました。
しかし、残念ながら当時の私には、この言葉は何の支えにもなりませんでした。みんなと同じことで気持ちが軽くなるのであれば、育児の悩みなんて大抵解決されてしまうじゃないかと思っていました。
ですので、“みんな”ではなく“私”が、育児からくる孤独を対処した方法を紹介します。

育児の孤独に対処する方法2つ
(1)属する場所を作る
ゴーゴーリサーチの調査によると、育児で孤独を感じる方の割合は約53%でした。また、どんな場合に孤独を感じるか? という調査結果では、「自分だけで家にいるとき」が63.7%。「公園などで話し相手がいない」が29%でした。
育児の孤独感は、自分がどこにも属していないことが原因の一つであるように思います。出産を機に退職したり、習い事をやめたり。母親である自分以外の場所がなくなると、存在価値がなくなったかのような不安に駆られます。
最近は市区町村が開催している育児サークルなども多くあります。私は、ベビーマッサージの教室によく通っていました。大人と話ができること、カレンダーに予定を書き込めることが、支えになっていたように思います。
(2)自分の時間を持つ
長女を出産したときに読んだ本で、今でも覚えている一節があります。
「子どもが寝たときに、家事なんてしてはいけない」
子どもが起きている間にはできない家事を、なんとか寝ている間にすませてしまいたいと、つい思ってしまいますよね。ですが、月齢が小さいうちは、自分の時間なんて子どもが寝ているときにしか作れません。寝ている間こそ、雑誌を読んで、お菓子を食べて、趣味にいそしむ。
自分だけの時間を作ることが、私には一番の気分転換でした。そして、感じる孤独も、この時間があったおかげでリセットされていた気がします。
孤独感にも終わりがある
育児って、単調ですよね。同じことの繰り返しです。毎日子どもの成長があるわけではないし、新しい発見があるわけでもありません。何の変調もない毎日が、ただ過ぎていくだけです。
それでも1日は確実に終わっていくし、お子様も確実に大きくなっていきます。感じていた孤独を、いつのまにか忘れてしまう日が来ます。私のご紹介した方法が少しでもお役に立てばと思います。
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●ライター/マフィー(ママライター)