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働く女性が妊娠した場合に職場で気を付けること3つ

働く女性が妊娠した場合に職場で気を付けること3つ

【ママからのご相談】
現在33歳、営業職をしています。先日、妊娠3か月だと知りました(初産です)。毎日残業続き、独身女性が多い職場で働いているため、周囲の人にどのように妊娠報告をしようかと悩んでいます。また、仕事上ではどのようなことに気を付ければ良いでしょうか?

a 妊婦の体が第一! 「自分のことは、自分で守る!」と誓いましょう!

妊娠3か月とのこと、おめでとうございます。うれしい気持ちと初めての出産で不安な気持ちも入り混じっているのではないでしょうか?

職場に独身女性が多いと、妊娠したことをどのように打ち明けるのか悩んでしまいますね。残業が多い激務の仕事場で、どのように過ごすのか一緒に考えてみましょう。

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妊娠したら注意するポイント3つ

(1)まずは上司に報告。安定期(妊娠5か月~)になるまで、職場では妊娠報告はしない

まずは、直属の上司に報告しましょう。残業が毎日続くほどの激務は母体にこたえるので、仕事量を調整してもらえるよう、仕事の仕方を相談してください。その一方、安定期(妊娠5か月~)になるまでは、職場の同僚に妊娠報告をすることは控えましょう。

また、「安定期になるまでは、周囲には言わないで」と旦那さまにも念を押しておきましょう。妊娠1~2か月目に喜びのあまり、あちらこちらに妊娠を報告してしまったパパもいますので、ご用心。

(2)激務の職場では、自分を守れるのは、自分だけ

優秀な女性ほど、「産休直前まで仕事を頑張ろう」と思うもの。現在、妊娠3か月だとまだ先の話に聞こえるでしょうが、実際、妊婦になっても仕事への責任感から激務をこなし続け、切迫流産になったママは多くいます。

切迫流産とは、『妊娠全百科』によると、『妊娠22週以降から37週未満に、おなかの張りがくり返され、子宮口が短くなったり、開きかけているなど早産になりやすい症状』のことで、切迫流産になると、仕事を休み、自宅で数週間、トイレとシャワー以外は寝て安静にしていなければなりません。

独身者が多い職場だと、あなたの体の変化に気がつかない場面が多いでしょう。立ち仕事や体力的にきつい仕事は、なるべく減らしてもらいましょう。

(3)「疲れることはせずに休む」「通勤時間・勤務時間を変える」などのギアチェンジを!

妊娠初期は、“つわり”に悩まされる人も多いでしょう。家庭、仕事の両方を今までのスピードでこなすことは難しくなります。ゆったり生活する方向にギアチェンジすることを心掛けていきましょう。

【ゆったり生活するためにできること】
・通勤時間は、人が少ない時間帯にずらす(つわりの時期、満員電車はこたえます。座れる時間帯を探しましょう)
・職場での休憩時間には、軽いストレッチで体をほぐす
・残業はしないで、早めに帰宅
・家事は減らし、できる限り家族に頼む

など。


どうかあなたの大事な体は、ご自分で守ってください! 世の中は妊婦に優しい、と言えども、妊婦が、「よっこらしょ!」と生活する大変さは案外、伝わりません。ちょっとでもしんどいと感じたら、絶対我慢せずに休みましょう。

母体が第一! 周囲の目は気にせず、どっしりと過ごしてくださいね。

【参考文献】
・『妊娠全百科』北川道弘・著

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