中学生の恋愛で禁止は逆効果? 親が干渉すべきボーダーラインとは
2014年11月19日 | よみもの中学生の恋愛で禁止は逆効果? 親が干渉すべきボーダーラインとは

こんにちは。ライターのakiです。
中学生に恋愛なんてまだまだ先の話…!なんて言っていたのは昔の話で、最近の中学生にとって恋愛は、もはや生活の一部のようなもの。
恋愛話に花を咲かせる子だけでなく、声を大にして言わなくても恋愛に興味のある子が大半です。
恋愛に対する憧れがもっとも出やすく、女子だけでなく男子も恋愛への興味が強いのが特徴的です。
恋愛漫画やドラマ・映画などの影響も強く、恋愛を自然に受け入れられる状態にあるのも最近の中学生の恋愛事情に影響していると思われます。
恋なんて無縁という中学生は少なく、オープンかそうじゃないかの違いだけでみんな恋したいと思っています。
日本性教育協会の最新のデータによると、
中学生での恋愛経験について、
- デート経験……男子24.8%、女子22%
- キス経験……男子14.3%、女子12.5%
- 性交経験……男子3.8%、女子4.8%
となっています。
40人クラスの中で10人はデート経験があり、5人はキス経験、1人か2人に性交経験があるというところでしょうか。
また、具体的な行為がなくとも、ただ普段の生活の中で登下校を一緒にしているだけで、もしくは似たような感覚でも付き合っているとカテゴライズされる場合もあります。
いずれにせよ、特定の異性との関係をどこまで認めるのか、そして、親の責任感として、どのように監視を光らせるか悩みますよね……。難しい問題ではありますね。
中学生の恋愛傾向と特徴
いろんなことに興味をいだき始める年頃……。スマホ片手にたくさんの情報が簡単に手に入るご時世だからこそ、親御さんも余計に心配になってしまいますよね。
一般的な傾向としては、アイドルや俳優、タレントやスポーツ選手などに憧れや恋心をいだく『恋に恋をしている時期』と言えるようです。
「あの先輩、超カッコいい!」とか、「○○君と最近よく目が合うんだよね」なんて初恋の会話が盛り上がったり、誰もが経験したことあるのではないでしょうか?
しかし、急に積極的にぐいぐいアプローチ! といった行動までにはなかなか発展しなかったハズ!
まさに、“異性”や“恋愛”に興味や憧れがあっても、同性同士での会話、ちょっとハッピーな想像を楽しんでいることがほとんど。
実際の行動には移せないのが“中学生の恋愛の特徴”として考えられているようです。
“憧れや片想い”がメインでそんな恋モードに恋している時期と言えるでしょう。
小学生の恋愛事情に関する詳細は以下の記事をご覧ください。
最近の中学生の恋愛事情9つ
では、最近の中学生の恋愛事情とはどのようになっているのでしょうか。
中学生特有の恋愛事情は8個あります。
- 彼氏彼女がいるのが普通
- 友達に恋愛のことを根掘り葉掘り聞かれる
- 付き合うまでのハードルが低い
- 他の学校の生徒と知り合える
- 恋愛はLINEを通して行われる
- なんだかんだで純粋
- 恋愛の優先順位は一番じゃない
- 卒業式では集団キス!?
それぞれ詳細を解説していきます。
彼氏彼女がいるのが普通
「中学生に恋愛はまだ早い」と言っていたのはもう昔のこと。現在の中学生は普通に彼氏彼女がいるのが当たり前になっています。
休み時間や放課後はもっぱら「○○がフラれたって!」「あの二人付き合ってるらしいよ!」などの会話に花を咲かせているようです。
学校帰りで公園へデートに行って周りの友達に証拠の写真を撮られたり。
また、とある調査によると、中学3年生の時点では約半数が恋人がいるそうです。
友達に恋愛のことを根掘り葉堀り聞かれる
大人であれば他人の恋愛事情に深く首を突っ込まないものですが、中学生のうちは友達同士で恋バナをしながら、何かと他人の恋愛をチェックしがちです。
そのため、付き合い始めたり、別れたりすると数日中には中学校中に噂が広まっていることもあるようです。
ただ、中学生の間は恋愛を詮索されることにあまり抵抗がない人間も多く、むしろ付き合っていることが一種の“ステータス”となるため、自分から暴露するケースもあります。
中にはSNSに恋人との共同アカウントを作成して、ペア画(ツーショット画像)やキス画像などを載せている人たちもいます。
付き合うまでのハードルが低い
中学生のうちは周りに流されて恋愛をするという人も多く、そこまで心惹かれているわけでもないのに付き合ってしまうことがあります。
そのため、簡単なことでケンカをしてすぐに別れ、数週間後には別の恋人と付き合っているというケースも少なくありません。中学生の間は1年付き合うだけで奇跡のような扱いをされることもあります。
大人の恋愛に比べ、中学生恋愛は付き合うまでのハードルが低いようです。
また、恋愛すればかかるデート代などのお金も親のお小遣いからです。
そのため、女子たちだって、中学生の頃から、そんなお金のかかる恋愛を期待しているということはありませんよね。
ただ学校の帰りに手をつないで一緒に帰ったとか、休日に自転車でデートしたとか・・・
飲食店に行ったとしても、ファーストフードやファミリーレストランなどで軽く食事をする程度です。
そんな感じで、とても気軽な付き合いができるので、「付き合う」のハードルがとても低く設定されるのですね。
キスは当たり前
中学生カップルの恋愛事情としては、キスをするくらいは当たり前になっているようです。
むしろ「いつキスをするのか」というのが、同性の友達との話題になります。
中学生のうちにファーストキスをするというのは、付き合う彼氏や彼女などの相手がいる人にとっては大切なことのようです。
友達よりも早くファーストキスをすることを望む中学生がいます。
そう考えると、ファーストキスというのは昔ほど大切なものだとは思われなくなってきたのかもしれませんね。
他の学校の生徒と知り合える
一昔前、学生が携帯電話やスマホを持っていないころは、基本的に恋愛は自分の学校内だけで行われるものでした。
しかし、今の中学生はスマホを持っていることが多く、それを通して他校の生徒と出会う機会も増えているようです。
昔はそんなことしませんでしたよね。
昔と違い、今の中学生は交友関係の範囲が非常に広くなっていると言えます。
恋愛はLINEを通して行われる
LINEが普及した影響で、今の中学生は、告白をするのも別れを告げるのもLINEのやり取りを通して行うことが多いようです。
そのため、恋人と付き合っているはずなのに、手をつないだことがなかったり、デートをしたことがなかったりというケースも少なくありません。
自意識が強い傾向にある中学生の間は、直接話すよりもLINEを通したほうが付き合いやすいという人たちもいるようです。
ちなみに、普通のデートとしては、映画館に行ったりテスト週間の期間一緒に帰ったりといったことをしているそう。
なんだかんだで純粋
昔にくらべ、今の中学生たちは恋愛を楽しむための方法が多いです。そんな中学生たちを見て「今の子供はませている」と思う大人も少なくありません。
しかし、彼らは気持ちの面ではとても純粋・本気・真剣そのものです。恋愛のおまじないを信じたり、恋人の何気ない言動に一喜一憂する純粋さを持っています。
まだまだ恋愛経験が少ないからこそ、“純愛”を育むことができるのです。
恋愛の優先順位は一番じゃない
今の中学生は部活や塾通いに忙しい日々を送っています。また、恋人よりも友達のことを大切にする傾向にあります。
部活に集中したいという人や、自分の趣味を優先させたい子だっています。
そのため、中学生にとって恋愛の優先順位は絶対的に一番というわけではないようです。
卒業式では集団キス!?
今の中学生は、卒業式の記念に複数のカップルで“集団キス”をしている写真を撮ってSNSにアップすることもあるようです。
昔では考えられないことですが、スマホやSNSの発達によって今の中学生たちの嗜好は変わってきているのかもしれません。
中学生の恋愛を許さない家庭の意見
『中学生はまだ義務教育です。勉強やクラブ活動を一生懸命してほしいと思っています。門限を厳しめにし、メールやLINEも夜9時までとルールを決めて恋愛や交際をさせにくいようにしているつもりです』(中2女子の母)
『異性に興味を持つ年ごろだということは分かっています。でも、やはり恋愛にのめりこんでほしくありません。息子の興味のあること(スポーツやゲームなど)には多少値が張っても買い与えて、異性からの興味をそらしています』(中3男子の母)
『グループなどの爽やかな交際であればいいのですが、早熟な今の子にそんなことを言っても分かってくれるかどうか分かりません。そのため、あえてダイレクトに性交のことに触れ無責任な行為が大変なリスクに発展することもあるときちんと話しました。息子はやや引いてましたが、それがかえって照れくさかったのか、恋愛を遠ざけるようになったようです』(中2男子の母)
子どもの恋愛を許さず、結婚まで認めない家庭の詳細は以下の記事をご覧ください。
中学生の恋愛を許す家庭の意見
『一緒に帰ったり出かけたりするくらいであればいいと思っています。ただし深い関係にはなってほしくありません。私がとっている方法は、相手のお母さんとタッグを組んで一緒に仲良くなること。母同士もよくLINEをしています。家族ぐるみでのお付き合いを強調することで、常に親の視線があるということを本人たちに分からせています』(中3男子の母)
『片思いのときから娘の恋愛を応援しています。誰かを大好きになることで力が湧いて勉強も習い事も一生懸命頑張るようになりました。頭ごなしに反対せずに、「いつも味方だからね」と話すことで娘はデートのことや会話の内容など何でも話してくれるようになりました。もちろんいきすぎだなと思う場合は、ダメだとはっきりストップをかけています』(中2女子の母)
『テストの成績が良ければデートを許可しています。相手の子にもそれを言ってるのか放課後一緒に勉強をしているようです。お互い素敵な影響になるのであればお付き合いもありではないでしょうか』(中3男子の母)
『休日にデートをしているようですが、門限は夕方までと決めています。夕方以降はイベントや家庭教師を入れて自由にできないようにしています』(中3女子の母)
中学生の恋愛はどこまでならOK?
中学生同士が恋愛をするとき、他の子たちがどこまでスキンシップをとっているか気になることもあるようです。
中学生の場合は恋愛経験が少なく、どのように恋愛を進めていったらいいか分からないのです。
そのため、気後れして手すら繋げないケースもあれば、避妊の知識もないままそういう行為に至るケースもあります。
恋愛に正解はありませんが、一度の過ちが今後の人生を大きく左右することも考えられます。
妊娠しても責任をとることができない中学生の間は、“キス”までにとどめておくのがいいでしょう。
本当に相手を思っているなら、そこで我慢してあげるのが真の“愛”と言えるのではないでしょうか。
中学生男子の恋愛あるある9つ
ここからは中学生男子の恋愛あるあるを9つ紹介します。
- 目で追ってしまう
- ちょっかいをだす
- そっけない態度をとる
- かっこつけてしまう
- 分かりやすいほど優しくなる
- 匂いをかぐ
- 女子が近くにいると騒いで存在をアピール
- 話しかけられると赤面し焦って早口になる
- 下校時間を合わせる
詳細は今から解説します。
目で追ってしまう
“無意識に好きな女子を見てしまっている”という行動があるようです。
非常に分かりやすい行動が故に、「○○好きなんだろう!?」、「〇〇がタイプなの?」と周囲にバレてしまうことも。
ついつい目で追っかけたくなっちゃいますよね。誰か別の男子と話していると、ちょっとやいてしまったりも。
ふと目が合ったらうれしかったりも。しかし、見過ぎは注意です!
相手も同じ気持ちとは限らないもの。「気持ちが悪い……。怖い……。」と思われないように気をつけましょう!
ちょっかいをだす
好きな相手にはたまらずちょっかいをだしたくなるようです。
肩をツンツンと叩いてみたり、相手に聞こえるような声の大きさで、軽い悪口を言って意地悪してしまったり。
しかし、度を過ぎると喧嘩に発展したり、嫌われる可能性もあるので、ほどほどにしておきましょうね。
そっけない態度をとる
思春期の特徴の一つとして変に意識しすぎて、冷たい態度をとってしまうこともあるようです。
照れ隠しや興味を引きたいという思いがそっけない態度としてでてしまうようです。
かっこつけてしまう
ちょっとでもカッコイイと思われたいのが本音です。やたらその人の前でかっこつけてしまうのもあるある行動の一つのようです。
姿勢や態度、声質やトーンも無意識に変わっちゃうことが多いようです。
分かりやすいほど優しくなる
かっこつけるのと同じように好印象を与えたい一心で、その人に対しては極端に優しくなるという態度もあるあるのようです。
他の子のときは気にかけないことも、その子になるとつい手助けをしてしまう。
その優遇態度に周囲はもちろん本人も「ピンッ!」ときてしまうことも多いようです。
匂いをかぐ
女子へ興味津々で少しでも近づきたいと思う男子も多いはず。好きな女子と廊下ですれ違うときには、思わず”クンクン”と匂いをかいでしまうことも。
これだけで幸せな気分になれるのは純粋な中学生男子ならではかもしれませんね。
女子が近くにいると騒いで存在をアピール
ただでさえテンションが高くじっとしていられない中学生男子ですが、好きな女子が近くにいればそのテンションは最高潮に。
とにかく騒いで、自分が近くにいることをアピールしようとします。
声も大きくなり、周囲にはその女子のことを好きなことがバレバレということもあるでしょう。
話しかけられると赤面し焦って早口になる
自分の存在はアピールしたい男子ですが、いざ好きな女子から話しかけられると焦って赤面してしまいます。
緊張して話すスピードも早くなり、会話の内容がちぐはぐになってしまうこともあるでしょう。
しかし変にクールに振る舞ったりとかっこつけたがるようです。
下校時間を合わせる
一緒にいたいけど、普通に近づいてしまっては同級生男子にからかわれるのがオチ。
用もないのに話しかけることなど簡単にはできません。
そのため、偶然を装い、下校時間を合わせて一緒に帰ろうとする男子もいます。
学校から出てしまえば女子と一緒にいるところを見られる可能性も減り、ゆっくりと会話することができるかもしれませんね。
中学生女子の恋愛あるある5つ
逆に、ここからは中学生男子の恋愛あるあるを5つ紹介します。
- 年上男性に憧れる
- 好きな男子の教室に頻繁に行く
- 怒ったふりして超うれしい!
- 目があっただけで両思い!?
- 好きと言う自分が好き!?
詳細を見ていきましょう。
年上男性に憧れる
「○○先輩カッコいい!」といって騒いでいることがとにかく楽しい! 好きな先輩が友達とかぶらないように先に公言してしまうのもワザ。
見るだけでテンションMAXなので、廊下や帰り道に出会っちゃうとウキウキが表情や態度にでやすいのもあるある態度の一つ。
好きな男子の教室に頻繁に行く
用事や約束があるわけではないのに、やたらキョロキョロと探しにいく。
怒ったふりして超うれしい!
好きな男子からのちょっかいは大歓迎!
ふざけて悪口を言われても、怒ったふりをして内心はドキドキが止まらないほどうれしいようです。
赤面でバレてしまうことも。怒ってではなくテレなので、敏感な男子は気付いてしまうかもですね。
目があっただけで両思い!?
ふと目があっただけで、「あれ?私のこと好きなのかな?」と勘違いしてしまうほどメルヘン。
目があった瞬間から恋が始まる…そんなことが本当に起きているようです。
ただただ顔が見れただけで幸せ気分になってしまうんです。
好きと言う自分が好き!?
「好き好き!カッコイイ!」と言って恋愛モード全開の自分が一番好きなパターンも。
小さなことでもとても喜んだり、うれしくなっちゃうのが中学生女子の恋愛あるあるのようですね。
中学生男子の出す脈ありサイン2つ
では、そんな上記の特徴から、男子の脈ありサインはどのようなものがあるのでしょうか?
2つあると言われています。
- いじわるする
- 意味のないLINE
詳細を見てみましょう。
いじわるする
女子にくらべるとまだまだお子様な部分も多い中学生男子。
小学生のときには好きな子に単なるいじわるをしていましたが、中学生になると少し気遣いのできるいじわるをするようになります。
自分の存在をアピールするためにちょっかいを出しつつ、好きなことがバレない程度にいじわるするのです。
意味のないLINE
特に用もないのに、LINEが送られてくればそれは好意の証し。
学校などで面と向かって話すのは照れくさいため、LINEで会話を試みようとします。
内容は雑談で、とりとめのないことが多いでしょう。
中学生女子の出す脈ありサイン3つ
逆に中学生女子の脈ありなサインはどのようなものがあるのでしょうか?
3つほどご紹介します。
- 笑顔が多くなる
- 頻繁にLINEが送られてくる
- 距離が近い
詳細をみていきましょう。
笑顔が多くなる
男子と違って自分の気持ちに正直な女子は、うれしいことがあればそれが表情に出ます。
特に中学生ぐらいであれば精神年齢に差があるため、お姉さんのような気持ちで微笑みを見せてくれることも。
女子が笑顔になっているときは、その相手に好意を持っていると思っていいでしょう。
頻繁にLINEが送られてくる
こちらも会話と同じように、自分の気持ちに素直に行動する女子が多いと言えます。
好きな男子とは連絡をマメにとっておきたいと考えているため、頻繁にLINEが送られてくるのは脈ありのサインです。
距離が近い
恋愛テクニックとしても使われるボディタッチですが、中学生であっても好きな人にはこの手段が使われます。
本人は無意識だったとしても、触れられる回数が他の人より多いと感じられれば自信を持ってOKです。
好きな人に対するリアクションは大きくなりがちなため、それがボディタッチとなって表れることもあります。
中学生カップルのあるある
- 長続きするカップルが少ない
- 受験シーズンになるとカップルが消滅する
- 受験シーズンにできたカップルの成績が落ちる
- 修学旅行が終わるとカップルが増えている
- 毎日一緒に帰る
- 授業中とかやたら冷やかしが始まる
- 付き合ってることを隠しがち
- デートスポットは近所のショッピングモール(プリクラの撮影など)
- ちょっと悪いもの同士がくっつきやすい
- LINEやSNSのサムネが恋愛系の歌詞になっている
- 平日に休みがあったらとりあえずディズニーデート
- 自転車に二人乗りするのが楽しい
- 別れたら卒業まで気まずい
- 高校で別々になったらあっさり別れる
- 隠しているつもりでも友達にバレバレ
- 二人で一緒に帰っているところを見られると翌日いじられる
などなど。「わかる〜!」「懐かしい!」と記憶がよみがえった方も少なくないのではないでしょうか。
受験シーズンは落ち着かない時期。恋とどちらを優先するかなんて決められないし、どっちも大事なのが本音ですね。
中学生の告白の仕方
告白の成功率をあげるためには、成功させるコツはまず距離を縮めることが大切です。同じ学校でもお互いに面識のないこともありますよね。
まずは少しずつ仲良くなることから始めて、好感を持ってもらうようにしましょう。それができたら告白!
最近の中学生では、LINEや電話での告白も悪い印象は持たれないようです。
しかし、そんな時代だからこそ面と向かっての告白がより気持ちを伝えるのかもしれません。
後悔しないためにも、自分の気持ちを一番伝えられる方法で告白するようにしましょう。
中学生のクリスマス事情
全国の女子中高生1,370人を対象に『野いちご総研』が行ったクリスマスに関するアンケートでは、「家族と一緒に過ごす」とした人が3割近くと最も多い結果となっています。
「男女混合でわいわい」「恋人と二人きり」など、クリスマスを異性と過ごすと回答した人は合計で10%程度にとどまっています。
クリスマスシーズンは受験シーズンとも重なるため、理想的な過ごし方ができる人は少ないようです。
中学生が異性の恋愛対象に入る方法
ここからは中学生が恋愛対象に入るにはどのようにしたらいいかを解説します。男子編と女子編に分かれているのでそれぞれご覧ください。
男子編
男の子が女子の恋愛対象に入るのはそれほど難しくなく、面食いな女子でなければ、身長・体重が平均から大きくかけ離れておらず、活発であることだけで対象に入ることができます。
見かけよりも雰囲気が大事なようです。
ここから実際に付き合うまでには、「よく会話する」「面白い」などの要素が必要になってきます。
中学生では、スポーツをしている姿を好きになるということは珍しくないため、運動部への所属が好ましいでしょう。
これに加えて、さり気ない優しさやさわやかな笑顔が大切です。
女子編
女の子の場合は、たとえ中学生であろうとやはり見た目が重要になってきます。
とはいえ、学年一の美女である必要はありません。ほどよい見た目だったとしても笑顔を見せることで魅力的に見えるでしょう。
肌荒れがないことや髪のツヤがあることなども重要で、求められることは大人の女性と大差ないと言えそうです。
これに加え、明るく活発な女子がモテるのは男子と同じ。
ただし、男勝りになってしまうと対象から外れてしまうため注意が必要です。
次に”褒める”こと。「すごいね!」「ありがとう!」などの言葉を大切にすれば、男子を喜ばせることができます。
なお、この行動を女子の味方がいない状況でやってしまうと反感を買ってしまい男子への印象も悪くなってしまうため、同性を味方につけてからにしましょう。
悪い印象を持たれないことも重要です。
男女共通編
ここまでは男女分かれて解説してきましたが、共通のものもあるので、解説していきます。
まずは連絡先交換
今はスマホや携帯電話をもっている中学生が多いです。そのため、相手と気軽に連絡をとることができます。
恋愛の基本はまずコミュニケーション。連絡先を交換してSNSやLINEで少しずつ会話を重ねていくようにしましょう。
大勢で遊ぶ計画を立てる
好意を持っている相手とコミュニケーションがうまくとれるようになったら、他の友達と一緒に遊ぶ計画を立てましょう。
二人きりで遊ぶとなると、向こうも身構えてしまいます。しかし、他に人がいれば気軽に遊びにいくことができます。
最初は大勢で遊び、だんだん一緒に遊ぶ人数を減らしていくといいでしょう。
思い切って告白もアリ
好意を抱いている相手との距離が深まったら、思い切って告白をしてみるのもアリです。
中学生はまだ恋愛経験が少ないため、相手もこちらに好意を持っているのにそれを伝えられていないだけかもしれません。
また、告白をすることではじめて相手がこちらを意識し始めるというケースもあります。
告白の際は、LINEやSNSでするより、直接言ったほうが気持ちが伝わりやすいかもしれません。
受験と恋愛の両立テク
- 目標と計画を相手に話し、理解してもらう
- お互いにルールを決める
- 勉強タイム中は、相手からの連絡に応じない&スルーできる精神力を養う
- 勉強に力が入るようお互いを競い合うパートナーとする
など、受験と恋愛を上手に両立するための方法もあるようです。ぜひ、参考にしてみてください!
では次に、上記にあるように実際に中学生カップルが長続きしない理由をみていきましょう!
中学生カップルが長続きしない理由9つ
中学生同士で恋が実りお付き合いがスタートしても、実際は長く続かないのが現状のようです。その理由として、以下のことが挙げられます。
- お互いにまだ自分が一番
- お互いが恋愛に不慣れ
- できることに限りがある
- 精神的に幼い
- “好き”をコントロールできない
- お互いの成長スピードの違い
- 目移りしやすい
- 時間に限りがある
- 卒業という限りがある
それぞれ詳細をみていきましょう。
お互いにまだ自分が一番
自分勝手だったり、自分の感情をうまくコントロールできない時期。相手の気持ちをくんだり、思いやることことに欠けている。
お互いが恋愛に不慣れ
「“好き”って何だろう……どういうことだろう」「付き合い方ってどうすればいいんだろう」とお互いに全てにおいて手探りな状態。
結局よく分からないまま自然書滅になることも。
できることに限りがある
使えるお金や、行動範囲が限られている。ケータイやスマホといった連絡ツールを許されていない子も少なくないようです。
精神的に幼い
「男らしいところが好き!」といっても、実際は非常に難しいところ。
- 男女問わず、相手のダメなところをどこまで許容範囲とできるか
- ときには白黒つけずにお互いに納得できる話し合いができるか
- いざというときにリードしてくれるか
といったところをポイントに、お互いに折り合いつけられずに終わってしまうパターンもあるようです。
“好き”をコントロールできない
好きという重い気持ちをコントロールすることができず、一方的に暴走してしまったり、やたら相手を束縛してしまったり。
ときには自分で抑えようとするあまり不安に潰されてしまったり……。セフルコントロールが難しいようです。
お互いの成長スピードの違い
お互いに成長期ではあるものの、そもそも女子の方が精神年齢が高いと言われているようです。
相手の言動が子どもっぽく見えてしまい、「なんかゲンナリ……」と不釣り合いを感じてしまうケースもあるようです。
目移りしやすい
目標や好みがころころと変化しやすい時期でもあり、「理由は特にないけど、違うかも」と思ったら消滅は早いようです。
時間に限りがある
学校にいるときは、数分の休憩時間だけ。それでも同性との時間も大切にしたいとき。
一緒に帰るにも部活が異なればタイミングも変わってきちゃう。
さらに、門限もあるし親や近所の人の目もあるから遅い時間に会うワケにもいかない。
会える時間が少なく一緒にいられる時間に限りがあると、何となく……消滅に近づいていってしまうようですね。
卒業という限りがある
もちろん卒業とともに別れなければいけないワケではありません。
しかし、将来的に卒業を機にさらに会える時間が少なくなってしまうのも事実。
お互いの行動範囲やパターンも異なってくると遠距離恋愛状態に近くなり、結果お別れを迎えてしまうようです。
中学生カップルが別れてしまう理由4つ
ここからは中学生カップルが別れてしまうときによくある理由を4つほど紹介します。
- 他の異性と二人きりで過ごした
- 受験勉強で忙しくなった
- 性格の不一致
- 進路が別々になった
それぞれ詳細を解説します。
他の異性と二人きりで過ごした
中学生にとって、自分の恋人が他の異性と二人きりで過ごすことは“浮気”をされたかのようなショックがあります。
たとえ一緒に下校していただけだとしても、嫉妬心を捨てることができません。
そのため、恋人にその気がなかったとしても責めてしまい、別れてしまうことも……。
受験勉強で忙しくなった
とくに中学3年生は受験勉強に忙しいものです。学校から帰っても毎日のように塾で勉強をする人も少なくありません。
そのため、恋人への連絡がおろそかになってしまい、自然と距離が離れていってしまいます。
性格の不一致
これは中学生に限ったことではありませんが、やはり中学生も性格の不一致によって別れることは多いものです。
中学生の場合、思春期ゆえに人格形成がまだうまくできていないことも関係しているのかもしれません。
進路が別々になった
どれだけ仲のよかったカップルでも、進学する高校が変わったことで自然消滅してしまうことは少なくありません。
中学生・高校生にとっては今過ごしている学校が人生の大部分を占めることになるため、どうしても他の子に目移りしたり、愛情が薄れてしまったりするのです。
中学生の恋愛心理テスト
好きだけど、告白する勇気が出ない! そんなときは、心理テストで相手の気持ちを探ってみてはいかがでしょうか。
自分のことをどう思っているかがわかる
相手に自分の手を見せて、指を引っ張ってもらいます。このときどの指を引っ張られたかで、「引っ張った人」が「引っ張られた人」をどう思っているかがわかります。
- 親指……相談相手として頼れる存在だと思っている
- 人差し指……学校の中でのよきパートナーだと思っている
- 中指……ただの友達
- 薬指……結婚を考えられる人だと思っている
- 小指……恋人として理想的と思っている
必ず当たるというわけではありませんが、気楽な気持ちで試してみてはいかがでしょうか。
恋人に求めるものがわかる
【質問】
「恋人が魔法をかけられてしまいましたが、何に変身させられてしまったでしょうか?」
(A)馬
(B)牛
(C)鹿
(D)犬
【答え】
(a)力強さや経済力
(b)誠実さ
(c)外見、ルックス
(d)愛情深さ
自分の中身を見てくれているのか、外見しかみていないのかがわかってしまいそうです……。
中学生の恋愛に親はどこまで干渉するべきなのか
『先日中学2年生の息子が、「彼女ができた」と報告してきました。「良かったね」という気持ちの反面、いろいろ心配です。息子と友達が部屋でコソコソしていたり、ふと女性が載った雑誌を見つけてしまうと大丈夫かな? と思ってしまいます』
と、実際に思春期のお子さんをもつ親御さんには不安がつきもののようです。
中学生で“彼氏or彼女”なんて早い! という意見の一方で、子どもの恋愛は何歳からだって始めても良いのでは? という考えもあるようです。
確かに、純粋な恋愛であれば応援したいという親御さんも多いようですが、中学生のほとんどが性に目覚め関心があるのも事実。
ちょっとした興味から性行為に発展する可能性もあります。中学生で妊娠するケースも十分に考えられます。
そこでまずは、望まない結果をもたらさないためにも親子関係をしっかりと築いておくことが大切になってきそうです。
門限をしっかりと決めておく
2人で出かけたまま、夜9時まで帰ってこないといった状況はNGです!
遅くとも夜7時までに帰宅するというルールを設け、もし遅れる場合は必ず事前連絡をいれるよう親子で徹底していきましょう!
『うちは門限を守れなかった場合、携帯電話を1週間没収というルールを娘と設けています』
日頃からコミュニケーションをとっておく
何かあったときは必ず子どもからSOSがあるものです。微妙な変化に気付いてあげられるよう、信頼関係を築いておくことが大切。
遊ぶ場所を把握する
共働きで家を空けている家庭が多い今。自宅であっても誰もいない環境であれば、性行為に発展することも十分に考えられます。
家で遊ぶときは必ず大人がいるときだけにする。といったルールをつくっておくことも必要です。
『会う場所と時刻は報告させています。それから、おごったり、おごられたりというやりとりは禁止にさせています』
携帯は夜9時以降没収
恋愛トークが盛り上がり勉強や寝る時間の妨げになることもあるようです。時間を決めてそれ以降は親が管理するという方法もあるようです。
親の子どもへの干渉についての詳細は以下の記事をご覧ください。
まとめ
「中学生の恋愛観・特徴」や「中学生男子・女子のあるある」などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
何歳であっても誰かに恋をするドキドキは楽しく周りが見えなくなってしまうほど夢中になってしまうものですよね。親世代も思い出があるのではないでしょうか?
しかし、学生という点では色々親御さんの心配は募るばかり……。
一番は親子関係がとてもクリーンで、恋人の報告から相談まで友達のように話せる関係が理想ですよね。
見えないところでコソコソ行動が感じられるから、余計な想像を膨らませてしまうのも親心。
日頃からの親子間のコミュニケーション・信頼関係が大切になってきそうですね。
●追記/パピマミ編集部
●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)、藤沢リキヤ、福永桃子、神山みき(れんくん)、ゆみ