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本当にするべき? 立ち会い出産をしたパパたちの感想3つ

本当にするべき? 立ち会い出産をしたパパたちの感想3つ

【ママからのご相談】
出産を控えているのですが、立ち会い出産にするべきかどうかで悩んでいます。私の希望としては立ち会ってほしいと思っているのですが、旦那にその意思を伝えても、「あ〜、うん」と生返事ばかりで腹が立ちます。「それはしたくない!」と拒否されているわけではないのですが、特に立ち会いたいとも思ってくれてない感じ……。

どうにか旦那のエンジンをかけたいと思っているのですが、なかなか手応えがなく、これならもう立ち会ってもらわない方がいいのでは? とも感じてしまいます。

a 立ち会い出産は本当にしたほうが良い?

ご相談ありがとうございます。ママライターの木村華子です。

おめでとうございます。かわいい赤ちゃんの誕生が待ち遠しいですね。

ベネッセコーポレーションの妊娠・出産育児ブランド『たまひよ』が2012年に実施したアンケート結果では、経膣分娩での出産のうちご主人による立ち会いがあった出産は80%にも上ることが伝えられました。立ち会い出産はいまやすっかりスタンダードな出産スタイルとなっているようですね。

わが子の誕生シーンを目の当たりにすることで父性が目覚め、虐待防止にもつながるのでは? といった声もあり、出産を控えたママのなかには、ぜひご主人にも立ち会ってもらいたいと希望する方も少なくないでしょう。

とはいえ、立ち会い出産で起こり得るデメリットのリスクを無視をするわけにはいきません。「立ち会い出産を経験後、妻を女性として見ることができなくなってしまった」といった夫婦の経験談も、しばしば耳にするケースの一つです。

今回は、立ち会い出産を経験したパパたちのネガティブな反応や感想をご紹介します。

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立ち会い出産を経験したパパたちの本音

全てのパパたちが立ち会い出産の経験を、「素晴らしかった!」と感じているわけではありません。もちろん、大多数の意見として耳にするのは、「感動した」「妻に感謝した」といったポジティブな感想です。しかし、その陰で、「そうでもなかった……」と感じているご主人も少なからず存在しているのです。

出産に立ち会ったパパたちのネガティブな感想パターン3つ

(1)出産がグロくてトラウマになるパパ

・夫が、「あまりにもグロいので、倒れそうになった」と言っていた
・友達は立ち会ってもらい、そのときは、「感動した」って旦那さんは言ってたそうですが、しばらくして、「ほんとはめっちゃグロかった」と言われてへこんでいた

これらの意見はよく聞きますね。その後の夫婦生活に影響することも考えられるため、出産を控えたママがもっとも避けたいケースなのではないでしょうか。

(2)意地を張って立ち会ったパパ

・「立ち会いたくない」なんて、恐くて言えなかった。ホントは立ち会いなんてイヤだったんだけど、妻が恐くて言い出せなかった。情けない

(3)無感動なパパ

・妻は想像通り大変そうだったけど、言われていたほど感動もなかった
・私は一度立ち会い出産しましたが、何も変わりませんでした

じつは私の主人もこのタイプです。一人目の出産で、私は、「感動を分かち合いたい!」と立会出産を希望しました。主人は普段、感情を表に出さないクールすぎるタイプですので、立ち会い出産を機に子煩悩パパへ変身してくれないかな……といった期待を胸に出産に挑んだのです。しかし、結果は上のような反応でした。

大切なのは夫婦の話し合いです

立ち会い出産で感動した夫婦であれば、「ぜひ全ての父親が立ち会うべきだ!」とも感じるでしょう。しかし、それはあくまで一つの意見です。立ち会い出産に意味を見出せるパパもいれば、そうではないパパも存在します。

必ずしも、立ち会ってくれないパパを悪いパパであると決めつけることはできません。出産は映画やドラマのように美しいシーンばかりではありませんよね。生理的に受け付けることのできない方がいても、それを責めることはできないのではないでしょうか?

たとえ、赤ちゃんの誕生を喜ばしく待っているパパであっても、出産に立ち会うこととはまた話が違ってくるのです。立ち会い出産をしないと父性が生まれないわけではありません。立ち会いをするべきか否か……。その答えは、それぞれの夫婦で異なるものなのです。

まずは出産に対してご主人がどう思っているのか、きちんと話し合うべきではないでしょうか?

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●ライター/木村華子(ママライター)

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