目からウロコ! 子どもをバイリンガルに育てる英語環境の作り方3つ
2014年11月13日 | よみもの目からウロコ! 子どもをバイリンガルに育てる英語環境の作り方3つ

【ママからのご相談】
私自身、英語学習に何度も挫折した経験のある新米ママです。小学校でも英語が必修化されたと聞き、内心焦っています。子どもには英語で苦労させたくありません。子どもに将来英語を身につけさせるために、今からできることはありますか。
乳幼児期からの環境づくりがバイリンガルへの第一歩。
ご相談ありがとうございます。児童英語教師のうぇぶりんです。
東京オリンピックも見据えて、世間の英語熱がますます高まりを見せる中、お子さまに英語で不自由させたくないというお気持ち、よくわかります。
英語と日本語は周波数が違うのですが、乳幼児期は幅広い周波数の音を聴き取れると言われています。この時期だからこそ、英語を聴く環境を作ってあげること、自然に英語に触れさせてあげることが重要です。

子どもに英語を身につけさせるポイント3つ
(1)遊びの中に取り入れる英語環境づくり
英語に苦手意識のある親御さんが、子どもに英語環境を作ってあげるというと、何から始めていいのか迷ってしまいますよね。でも、そんなに難しく考える必要はありません。まずは、少しずつ生活の一部に英語を取り込んでいきましょう。ママの発音に自信がなくても大丈夫です。
今はいいCDやDVDがたくさん売られています。一緒に遊んであげる中で、英語の環境を作ってあげればいいのです。CDをかけながら歌ったり、DVDを見ながら踊ったり。
乳幼児期の子どもにとって、お母さんと一緒に遊ぶことは生活そのもの。一緒に遊ぶ中で子どもは楽しいと思いながら、自然に英語に触れることができるのです。
(2)乳幼児期こそ英語にいっぱい触れさせてあげましょう!
先にも述べたように、子どもは年齢が低ければ低いほど、幅広い範囲の周波数を聴き取る耳を持っています。そのことに言及している、聴覚と発声の権威であるフランスのトマティス博士は、『耳で聴き取れない音は発音できない』と言っています。
つまり、乳幼児期にいろいろな周波数の音を聴くことで、その言語を聴き取れる耳を作るだけでなく、発音できるようになる可能性を作れるのです。まさに乳幼児期が英語学習の黄金期であることは言うまでもありません。
お風呂で湯船につかりながら英語でカウントするのもいいですし、ママが知っている英語で積極的に話しかけてもいいでしょう。絵本の読み聞かせCDを利用してもいいでしょう。方法はいくらでもあります。
(3)英語は勉強ではない
英語環境づくりで重要なことは、決して勉強にしてしまわないということです。
楽しむことで好きにもなります。子どもに英語をかっこいいと思わせることができたら、英語環境のきっかけ作りは成功です。
普段触れている日本語に関しては、何もしなくてもその情報が与えられます。英語も日本語同様、たくさんの情報を与えてあげましょう。それがバイリンガルにする環境作りの第一歩です。
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●ライター/うぇぶりん(児童英語講師)