どこにマイホームを建てるべき? 子育てしやすい地域の選び方3つ
2014年11月13日 | よみものどこにマイホームを建てるべき? 子育てしやすい地域の選び方3つ

【ママからのご相談】
幼稚園に通う子どもがいるのですが、そろそろ家を建てようかな? と考えています。3つほど候補としてあげている土地があるのですが、子どもが住みやすい地区とそうでない地区があると聞きます。子どもに優しい地区を探すポイントがあれば教えてください。
実際に地域を散歩して、住んでいる子どもの様子を見てみましょう。
ご相談ありがとうございます。ママライターの亜依です。
小学校は6年、中学校は3年。子どもが子どもとして過ごすたった9年を中心として、一生住んでいく土地を選ぶのはもったいないという話を聞いたことがありますが、母親としての立場から考えると、子どもが成長していく上で、地域の環境というのはとても大切だと思います。
不動産会社に長年勤めている、土地選びのプロ(2児のママさん)に話を聞いてきましたので、子育てがしやすい土地かどうかを判断する際の参考にしていただければ幸いです。

子育てがしやすい地域を選ぶポイント3つ
(1)通学の様子をチェックしましょう
住みたいと思う地区があれば、朝の7時半ごろに散歩をしてみましょう。小学校に向かう児童がたくさんいる地区は活気があります。旗当番など、地域による見守り隊の姿があちらこちらで見られる地区は良いですね。
子どもが多いということは、当然母親の数も多いということ。スムーズに新しい地区に溶け込むためには“ママ友”の存在は欠かせません。
(2)お子さまが通う小学校の児童数を把握しておく
子どもの数が少なければ少ないほど、PTAの役員や地域の当番などが早く回ってきます。また、子どもの数が少ない小学校はウワサ話が回りやすく、トラブルが多いという話もよく聞きます。かといって人が多くても気疲れしてしまいますよね……。
自分やお子さんの性格にはどちらの小学校があっているのかを考えて選ぶと良いですね。
(3)環境をチェックしておきましょう
マンションやコーポが多い地区は、どうしても人の出入りが激しくなります。一軒家が多い地区は落ち着いた印象を受けますが、ゴミ屋敷や騒音などの問題が起きても、そう簡単に引っ越しができないので、大きな悩みとなる可能性があります。
公園も大切なチェックポイントのひとつ! 手入れの行き届いた公園というのは市町村や自治会の活動がきちんとしている証拠です。逆に、手入れの行き届いていない公園は危険な場所となっているところも多いので注意しましょう。
良い点悪い点いろいろご紹介しましたが、ご自身が、「いい雰囲気だな」と感じる土地であれば大丈夫ですよ! 素敵な土地に出会えると良いですね。
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●ライター/亜依(ママライター)