子どもが“熱性けいれん”になった時にママが絶対すべきこと3つ
2014年11月5日 | よみもの子どもが“熱性けいれん”になった時にママが絶対すべきこと3つ

【ママからのご相談】
はじめまして。夏に子どもが生まれたのですが、『家庭の医学』『子どもの病気』などの本を読んでいると不安なことばかりです。気になる病気はたくさんあるのですが、今は100人に7~8人が経験すると書かれていた『熱性けいれん』のことが頭から離れません。
実際に子どもが『熱性けいれん』になってしまった人は、どのような行動をとったのか知りたいです。
ほとんどのママが慌てます。冷静に、冷静に……。
『熱性けいれん』を経験した子どもを持つ、ママライターの亜依です。ご相談ありがとうございます。
初めての育児……。“もしも”に備えて育児書や医学書を読んでは、「もしかして?」と不安になるお気持ち、よくわかります。子どもが『熱性けいれん』を経験した後、さまざまなママさんから対処法などについて詳しくお話を聞いたことがありますので、参考になればと思います。

もしも子どもが『熱性けいれん』になったときに、やるべき3つのこと
『熱性けいれん』になったときは、
・静かにする
・吐いたものを詰まらせないように顔を横に向ける
・時間を計る
の3つが大切です。また、5分以上けいれんが続くようであれば救急車を呼んだ方がよさそうです。
しかし、この3つのことを理解していても、慌ててしまったママさんがほとんど。私は上の子に、「静かにしなさい!」と怒鳴って、大泣きされました……。
けいれんが治まった後は?
・病院を受診する
・夜間の場合、当直の救急病院に連絡し指示を仰ぐ
全員のママさんがすぐに病院を受診されたようです。夜間にひきつけを起こした場合、子どもの様子が落ち着いているのであれば、翌朝の診察でも良いそうですが心配ですよね。
『熱性けいれん』経験者の現状
ほとんどの子どもが、『熱性けいれん』を起こすのは1度だけなのですが、『小学生になっても熱を出すたびにけいれんを起こすので、病院を受診した』とおっしゃるママさんが1人だけいました。データを見ると、けいれんが1回だけだった子は55%、2回だけが20%と言われているようです。
1度でも子どもが『熱性けいれん』を経験すれば、予防接種の問診票に記入しなければいけません。そのことが原因で予防接種を受けられないということはありませんが、医学的に見てもけいれんというのは、子どもの健康にとって重要な出来事なのでしょう。予防策は熱を出させないことのみですが、難しいですよね……。
重複しますが、お子さんがけいれんを起こしたときは、“静かにする・吐いたものを詰まらせないように顔を横に向ける・時間を計る”この3つです! 覚えておきましょう。
【関連コラム】
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●ライター/亜依(ママライター)