男同士で何しよう? パパと息子で楽しめる遊び4選
2014年11月4日 | よみもの男同士で何しよう? パパと息子で楽しめる遊び4選

【パパからのご相談】
私の息子は2歳。朝からいつも元気いっぱいです。最近どんどんアクティブになってきて、昼間は妻が近くの公園に連れていって遊ばせているようです。たまに送ってくる写メに子どものいい笑顔が写っていると親としてうれしくなっちゃいます。
私も息子と遊びたいと思うのですが、遊び方がよく分かりません。妻に相談するのが恥ずかしいので、聞いていません。いったいどんな遊びをしたら息子は喜んでくれるでしょうか?
お子さんのことをよく知りましょう!
ご相談ありがとうございます。家族を笑顔にする教師&6人の子育てパパ・荒川茂樹です。
普段、お子さんとの関わりが少なく、そのことで悩んでいるパパさんは他にも数多くいらっしゃいます。でも、大丈夫! 「子どもと一緒に遊びたい」「笑顔が見たい」その気持ちがあれば、必ずその思いは叶います。
ところで、あなたは、お子さんの“好きなおもちゃ”“好きなテレビ番組”“好きな遊び”“好きな場所”“お気に入りのもの”をご存じでしょうか?
お子さんと関わりを深めるためには、まずはこれらを知っておくことが重要です。そのためには、お子さんをよく観察したり、奥さんにリサーチしたりしてください。
そして、遊ぶときには、それらを大いに活用していくことをおすすめします。だって、好きなもの、気に入っているものが分かっているのですから、いちいち、「何しよう」「どこに行こう」「何を持っていこう」なんて考えなくてもいいですからね!

誰の遊び? 子どもの遊びは、子ども主体で考えましょう!
お子さんのことをリサーチする大切さ、十分お分かりいただけましたか?
それを踏まえた上で、パパに意識していただきたいのは、子どもの遊びは、あくまでも子どもが主体だということです。これって、意識できているようで、ついつい大人主体で考えてしまっていることが多いんです。
「○○をして遊ぼう」「○○に連れていこう」「○○を見よう」
もちろん、大人主体で子どもに関わったとしても、一応その笑顔を見ることはできるでしょう。でも、お子さんの心からの笑顔を見たいのであれば、お子さんに遊びたいこと、使いたいもの、行きたい場所などを聞いて、できるだけそれを叶えてあげることが必要です。
さて、その上でできる遊びをご紹介したいと思います。
おすすめの遊びかた4つ
(1)○○になって戦いごっこ
男の子の定番の遊びです。ママさんには、危ないことを覚えてお友達にけがをさせたくないという理由で嫌う人がいますが、そんなときこそパパの出番!
・新聞紙で作った刀でチャンバラごっこ
・即席のマントをつけて(マントを作る活動もあるとなおOK)ヒーロー対悪役になっての戦い
・お相撲さんになって、ドスコイ相撲対決(パパは動いたら負けのような特別ルールを決めてやるのも面白いですよ)
戦いごっこをすることで、正義感が芽生えます。この正義感は、弱い人のため、お年寄りのため、そして家族のために使う大切な気持ちです。そんな感情をパパとの関わりの中で大いに身につけさせたいですね。
(2)忍者になって修行でござる
家の中ちょっぴり広い場所のあちこちにひもをはり付けて、そのひもに触らないようにくぐり抜けるゲームです。大人にとっては、狭いところは移動するのが苦しいもの。子ども有利な遊びですが、ひもに触らないようにしようと、子どもたちの心はスリルでいっぱいになります。
ご相談者のお子さんはまだ1歳なので、その様子を見ながらひもを貼ることをおすすめします。これで遊ぶことにより、体の操作の仕方を工夫するようになるとともに、大人よりも上手にできる喜びを大いに感じることができるでしょう。
(3)公園で鬼ごっこやかくれんぼ
お休みの日に家族みんなで出かければ、いつもの公園も、特別な場所になりますよね。パパと思い切り、そして真剣にかくれて、追いかけていれば、お子さんの顔にも笑顔がいっぱいになりますよ。そして、それを見ているママさんも、いつも以上に笑顔の息子や、子どもっぽいかっこいいパパを見て、ほれ直すかもしれませんね。
(4)新聞紙ビリビリ遊び
新聞紙って、本当に便利なんです。ビリビリに破いて雪を降らせてみたり、お布団にして寝転がってみたり。また、頭が通る穴を作って、変身グッズを作り、遊んでみたり。
普段は新聞紙で遊ばないお子さんでも、一度はまるといろんな遊びを考えていくようになるかもしれません。実際の場では、お子さんの様子を見ながら、笑顔になった遊びを続けてみてくださいね。
遊びを通してパパ大好きに!
お子さんとの遊びは、コミュニケーションを増やす機会にもなります。普段は忙しくてなかなか時間が取れなくても、簡単にできる遊びのバリエーションを持っていることで、子どもにとってはパパが“遊び名人”になります。そんなパパが、子どもたちは大好きになりますよ!
息子さんと素敵な時間を過ごせますように!!
【参考文献】
・『新しいパパの教科書』安藤哲也・著
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●ライター/荒川茂樹(プロ学習講師)