うがい手洗い以外にも! 乳幼児の風邪を予防するコツ5つ
2014年10月27日 | よみものうがい手洗い以外にも! 乳幼児の風邪を予防するコツ5つ

【ママからのご相談】
1歳児を持つ母です。子どもが風邪を引きやすくて困っています。風邪を引かせないコツはありますか?
子どもの様子を観察して風邪の予兆をキャッチ、愛情いっぱいで免疫力アップ。
まだ十分な体力がない0~1歳は、風邪を引きやすい年齢ですね。3歳くらいになれば、免疫力が上がって風邪を引きにくくなると言われています。風邪を引くと子ども本人がかわいそうですし、看病する家族にも移って大変! 家庭で風邪を予防する対策に力を入れたいと私自身も思っています。
“手洗い、うがい”は必須ですが、それ以外に風邪を予防する方法を5つ挙げたいと思います。

子どもの風邪を予防するコツ5つ
(1)ビタミンCを多く摂取する
風邪予防には、毎日しっかりビタミンCを摂取することが効果的。みかん、キウイ、いちごなど、ビタミンCを多く含む果物を毎朝食べれば、免疫力が高まります。
【ビタミンCを多く含む食品】
・みかん
・レモン
・グレープフルーツ
・キウイ
・いちご
・小松菜
・ブロッコリー
・赤ピーマン
・ほうれん草
・トマト
・アスパラガス
・イモ類
など。
(2)栄養バランスの良い食事、規則正しい生活
とても基本的な話ですが、「栄養バランスの良い食事」と「寝る時間、食事の時間を規則正しく」が風邪予防には必須。大人がちょっと気をゆるめて、生活時間が乱れたりすると風邪菌はすぐやってくるんですよね、私も深く反省。温かい食事を取って、よく寝る!
(3)調子が悪そうなら、“早めに”休ませる
これは、先輩ワーキングマザーたちの知恵から学びました。子どもが保育園に通うと、冬は風邪の移し合いっこ。いつもクラスの誰かが風邪を引いている状態で、わが子も去年は毎日鼻がズルズルでした。そんな状態の中、風邪を悪化させないためには、「調子が少しでも悪ければ、早めに大事を取る」ことが重要。
子どもの様子が、「いつもより元気がない」、「目ヂカラが弱い」など、いつもと違えば早めに休ませましょう。
(4)空気の乾燥で『喉』がやられるのを防止
冬は空気が乾燥します。『喉』が乾燥すると、ウイルスが侵入してくるので、喉を乾燥させないことが大切です。
対策は、
・こまめに水分を取らせる
・室内の湿度を“40%以上(できれば60~80%)”に保つ
(5)愛情をいっぱい注いで、免疫力を高める
子どもって、両親が忙しい時期や夫婦喧嘩をしてしまった数日後に風邪を引きませんか? 人間は“不安”や“心配事”があると免疫力が低下します。子どもの様子を観察し、不安そうにしていたら忙しい手を止めて子どもを抱きしめたり、一緒にいてあげたり、愛情を集中的に注ぐことが大事みたいです。
こうやって風邪予防のポイントを列挙してみると、“子どもの様子をよく観察”“栄養バランスを考えた食事、しっかり睡眠”“愛情で免疫力アップ”など、子育てに大切なポイントがズラリと並びました。
それらは、子どもだけでなく、パパ、ママ自身の健康にも大事なことですよね! これからやってくる寒い冬。毎日忙しいパパやママもご自愛ください!
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