初期症状で食い止める! ひきはじめの風邪を早く治すコツ
2014年10月24日 | よみもの初期症状で食い止める! ひきはじめの風邪を早く治すコツ

風邪に効く主な食べ物11選

風邪に効く飲み物の次は食べ物を見ていきましょう!
(1)かんきつ類
「上ではオレンジジュースは胃腸に良くないと言ってたのに!」と怒った人もいると思います。
しかし、かんきつ類は本来ビタミンがたっぷり含まれているため、風邪をひいたときには摂取したいものです。
高熱で胃腸の働きが弱っているときはNGですが、それ以外の場合は大丈夫なようです。
(2)緑黄色野菜
緑黄色野菜には、ビタミンAの元となるβカロテンが豊富に含まれており、粘膜を回復させたり湿らせたりします。
日頃から取っておくようにしましょう。
(3)ショウガ
ショウガは新陳代謝を促進させ、免疫を高める効果があります。
他にも、胃腸の消化吸収を助けたり疲労回復などの効果も持ち合わせているスーパー食材です。
(4)ニンニク
こちらも風邪に有効な食材です。
ニンニクにはスタミナを回復させる成分が多く入っており、体の疲労回復に役立ちます。
(5)じゃがいも
じゃがいもにはビタミンCが多く含まれているため、ビタミン補給に適しています。
また、ウイルスの活動を抑制する働きを持っているとも言われています。
(6)うなぎ
うなぎは栄養満点の食材として有名ですが、具体的には
・タンパク質
・カルシウム
・ビタミン類
・鉄
など、風邪の症状改善に役立つ栄養が豊富に含まれています。
(7)たまご
こちらも定番の風邪食材。
たまごはβカロテンや鉄、タンパク質などの豊富な栄養が含まれています。
上述したショウガやニンニクとあわせて雑炊などを作ると最高です。
(8)レバー
レバーにはビタミンB1、B2、タンパク質、ミネラルなどの栄養が含まれており、粘膜の回復や風邪で消費しがちな栄養を摂取することができます。
(9)豚肉
豚肉にもビタミンB1やタンパク質などの栄養が多く含まれており、体力回復を助けてくれます。
症状が悪化した際に食べると良いとされています。
(10)大根
大根には、咳を止めたりタンを排除したりといった作用があり、喉の痛みを和らげてくれます。
はちみつ大根や大根おろしなどがおすすめです。
(11)ネギ
ネギには発汗作用があるため、寒気のする風邪のときにおすすめです。
また、ネギに含まれている“アリシン”という成分には殺菌効果もあり、ウイルスの繁殖も抑えてくれます。
まとめ
「風邪をひくメカニズム」や「風邪を早く治すコツ」などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
風邪を予防するには、手洗いやうがいなどはもちろん、日頃の食生活にも気をつけなくてはなりません。
もし「風邪ひいたかな?」と気になったら、まずは今回の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。
【参考文献】
・『やさしくわかる子どものための医学 人体のふしぎな話365』坂井建雄・著
●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)
●追記/パピマミ編集部