初期症状で食い止める! ひきはじめの風邪を早く治すコツ
2014年10月24日 | よみもの初期症状で食い止める! ひきはじめの風邪を早く治すコツ

自宅で風邪をできるだけ早く治す方法11選

(1)せきが出る理由を知っておく
風邪をひいたかどうかを判断するものの1つとして挙げられる“せき”。
どうしてせきが出るのでしょう? この理由を知っておくと、せきを抑える対処をすぐに取ることができます。
せきは、喉に異物があることを知らせるものです。
風邪の場合は、鼻水が喉に落ちてきていることを知らせ、排除するためにせきが起きます。
鼻水が落ちてきているのであれば、それを取ってあげましょう。
鼻をかませることが1番です。まだ鼻をかむことができない場合は、吸ってあげたりします。
しかし、なかなか出てこないことも往々にしてあります。
そんなときは水分が足りていないのかもしれません。
加湿したり水分(極力、水を飲ませます)を補給しましょう。
そうすれば、鼻水が出やすくなります。
(2)一緒にうがいをする
うがいをするのは当たり前と思うかもしれませんが、喉の奥までしっかりと水が届くようにやることが重要です。
適量を口に含み、しっかり上を向いて、「あ~」と声を出すようにしてうがいをしてください。
そうすれば、喉にまとわりついている“たん”を出すことができます。
うがい薬や塩水、緑茶を使うことでより一層効果があります。
「外から帰ったら手洗いうがい」と幼稚園で教わっているでしょうから、これはすんなりとできると思います。
子ども1人だけでさせずに、お母さんも一緒にしてあげる(お手本を示す)と、まねしやすく水がしっかり喉まで届くようにできるかと思います。
ここが、大事なポイントです。
(3)食べやすい食事与え、体を休ませる
子どもの好物を食卓に出すようにし、野菜などもみじん切りにして、苦手でも食べられる工夫をしましょう。
プチデザートを用意するだけでも食べ方が変わってきます。風邪は、栄養補給がカギを握っています。
そして、体を温めて休めることが大切です。
熱がない場合は、お風呂に漬かって、温かいパジャマを着て、ホットミルクを飲んでと、体を温めることで、体内いる菌やウイルスを弱らせることができます。
また、早めに眠ることが何よりです。
照明を落としてあげると自然と眠たくなるものですから、風邪をひいているときは実践してみてください。
鼻をかむことと、水分補給は1時間に何度もやってもいいでしょう。
鼻水をたくさん出して、鼻通りをよくするだけでもかなり楽になってきますし、水を飲むことで、おしっこからも排出させることができます。
鼻をかみすぎて耳がキーンとしてしまうこともありますので、様子を見ながら行ってあげてくださいね。
子どもに理由を話して、「一緒にばい菌たちをやっつける!」のような形だと協力を得やすいと思います。
こうすれば、軽い風邪ならすぐに良くなります。
ただし、高熱が出てきてしまった場合や、症状が悪化してきた場合は、すぐに受診しましょう。
→次ページでも、引き続き自宅で風邪をできるだけ早く治す方法を見ていきましょう。