怒らない日がナイ!? 子育て中のイライラを鎮める方法
2014年10月21日 | よみもの怒らない日がナイ!? 子育て中のイライラを鎮める方法

【ママからのご相談】
2歳と5歳の娘がいます。少し大人ぶるようになった長女と、最近自我がとても強くなってきた次女。何かをするたびに一言文句を言ってみたり、急いでいるときに限って面倒なわがままを主張してきたり。1日に何度も怒り、大声を張り上げてしまうこともあります。ダメだと思いつつ、我慢することができません。どうすれば怒らずにいられるのでしょうか。
子どもは親の言うことなんて聞かないもの。
ご相談ありがとうございます。ママライターのマフィーです。
日々、子育てお疲れ様です。奇しくも私も同じような年齢の女の子のママ。怒らない日を簡単に数えることができるくらい、イライラと我慢を繰り返しています。

怒りたい気持ちは自然なこと
怒らずに、全ての子どもの言動に対して冷静に対処する。
そんなこと、どれだけ慈愛に満ちた人でもできるはずありません。意味があると思えないような強いこだわりや、完全に言葉のチョイスを間違えている神経を逆なでする一言。母親といえども、怒らずにいられるほどの広すぎる心を持っているわけではありませんよね。
イライラすることや怒りの感情が芽生えること。これはとても自然なことで、ポイントはどれだけ突発的な怒りを外に出さないかということだと思います。
感情的にならないテクニックとは
『子どもが変わる 怒らない子育て』の著者である嶋津良智さんは、怒らない方法についてのポイントをこのように挙げています。
・怒る前に、1、2、3、と数える
・イライラしたら、とりあえずその場から離れる
・子どもの行動には理由があるはずだ、と自分に問いかけてみる
・子どもはこうあるべきだという、べき論を捨てる
・たまには子どもに譲ってみる
・時間を細かく区切って、怒らないと決めてみる
母親を縛るもの
個人的にとても重宝している考え方が、“べき論を捨てる”というもの。こういう状況のときは急ぐべき。こういう場では、発言を慎むべき。
こんなべき論は、子どもを縛るものではなく、母親を強固に縛っているものなんですよね。その枠から出てしまうと腹が立って仕方がない。その結果、怒ってしまった自分に嫌悪感を抱く。
怒らないといけないときももちろんあります。
ですがそうではないとき、気持ちが爆発してしまいそうなときは、子どもなんて所詮、親の言うことは聞かないものだと、心の枠組みを取ってしまうこともいいのではないかと思います。
【参考文献】
・『子どもが変わる 怒らない子育て』嶋津良智・著
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●ライター/マフィー(ママライター)