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出産日に退院することも!? イギリスの産後事情とは

出産日に退院することも!? イギリスの産後事情とは

【ママからのご相談】
第1子の出産を再来月に控えています。欧米では出産後すぐ退院させられると聞いて驚いています。本当にすぐ退院させられるのですか?

a 翌日から、助産師さんが自宅まで訪問してくれます。

ご相談ありがとうございます。ママライターのbluegreyです。

ようやく待望の赤ちゃんに会えた喜びがどれだけ大きくても、産後はなるべくゆっくり体を休めたいと思うお母さんは多いと思います。

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何の異常もなければその日のうちに退院

イギリスの国民健康サービスによると、病院で出産し、産後の検査で赤ちゃんにも母体に特に問題がない場合、赤ちゃんへのビタミンKの注射や母体への必要な処置さえ終われば、分娩室からそのまま帰宅となることもあります。もちろん病院には産後の母親と赤ちゃん用の病室の設備はありますが、帝王切開でも2、3日後には帰宅する場合がほとんどです。

日本の産院の食事は美味しくて栄養バランスもよく考えられていて、産後のお母さんが体を休めるにはぴったりですが、そのぶん自治体からの補助を差し引いても費用がかかりますね。対して、イギリスの医療は無料です。もちろん入院費などもかかりませんが、経費に限りがあるので、食事なども簡単にトーストに紅茶などが出てきたりします。

個室の病室でゆっくり……なんてことはもちろんないので、かえって自宅に戻った方がゆっくり体を休められると感じるお母さんが多いようです。

退院後は助産師、その後保健師による自宅訪問

とはいえ、特に初めての出産だった場合、慣れない授乳、オムツ替え、沐浴……お母さんや家族にとっては不安や疑問でいっぱいのところを放っておかれるのかと言えば、そうではありません。

自宅に戻った翌日から1週間から10日間、毎日のように助産師さんが自宅訪問して、体重を量ってくれたり、育児の指導をしてくれたり、相談に乗ってくれたりします。訪問の頻度は赤ちゃんとお母さんの状態や要望、その地域の助産師の数(要は混み具合)などで変わってきます。

そして、一般的には産後2週間をめどに助産師から地域の保健師に引き継ぎが行われ、保健師さんによる自宅訪問が始まります。


参考になりましたでしょうか。はじめてのお産、素敵な体験になりますようにお祈りしています。

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●ライター/bluegrey(ママライター)

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