2人目不妊の治療をスタートさせる時に気をつけること3つ
2014年10月7日 | よみもの2人目不妊の治療をスタートさせる時に気をつけること3つ

【ママからのご相談】
不妊治療を経て生まれた子どもが、もうすぐ1歳になります。そろそろ2人目のために不妊治療を再開しようと考えていますが、2人目不妊で治療をするときは、どんなことに気をつければいいのでしょうか?
お子さんやパートナーとともに治療を乗り越えましょう。
ご相談ありがとうございます。フリーライターの小柚子です。
お子さんが1歳近くになると、そろそろ2人目を……と考えるママも多いものです。しかし、第1子を不妊治療で授かった場合は、治療をいつから、どのようにスタートさせるかは大きな悩みどころですよね。
ここでは、2人目を望むために不妊治療をスタートするときに、気をつけるべきポイントについて考えてみましょう。

2人目の不妊治療で気をつけるべき3つのポイント
小さなお子さんを抱えての不妊治療は、1人目の不妊治療とは少し勝手が違います。周囲の環境やお子さんへのフォロー、そして、パートナーの協力が不可欠です。治療を再開するときは、以下のようなことに気をつけましょう。
(1)子どもの預け先は必ず確保しておく
不妊治療を行っている病院、特に不妊専門クリニックの場合は、お子さんを連れての来院を受け入れていないことがあります。
たとえ子連れでの来院が制限されていなくても、たくさんの不妊に悩む女性の中に、小さな子どもを連れて行くのは気が引けますし、実際に連れて行っても待ち時間が長くて退屈し、ぐずって周囲に迷惑をかけてしまう可能性もあります。
まずは、一時保育やシッター、ファミサポなどを利用して、通院時に子どもを預けられる環境を整えましょう。
もしも預け先が見つからないという場合は、子連れでも通えるクリニックを探すことが必要です。
最近では、2人目、3人目の治療に通う人のために、専用の待合室や、プレイルームを設けているクリニックも増えています。子どもを預けられない場合は、こうした環境の整ったクリニックを選択し、少しでもストレスなく通院できるようにしましょう。
(2)パートナーとの話し合いをしっかりと
1人目の治療と違い、小さな子どもの育児をしながらの治療は負担が大きくなります。
パートナーである夫にも、子どものお世話や家事など、今まで以上に協力してもらうことが出てきますから、そうしたことも含めてしっかりと話し合い、治療に対する足並みをそろえておくことが大切です。
(3)子どもとの時間を大切に
通院している間、一時保育やシッターに預けることが増えると、子どもと過ごす時間は必然的に減ってしまいます。また、不妊治療は、肉体的にも精神的にも負担が大きいものですから、体の不調やイライラなどで、育児疲れを感じやすくなるかもしれません。
そんなママの変化を、子どもは敏感に感じています。
治療中でも子どもに負担をかけることのないよう、スキンシップを多く取る、たっぷり甘えさせるなど、今まで以上に一緒に過ごす時間を大切にして、安心感を与えられるようにしましょう。
いかがでしょうか?
小さな子どもを抱えての不妊治療は、思った以上に大変かもしれません。周囲の環境を整え、お子さんやパートナーと一緒に治療を乗り越えてくださいね。
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●ライター/小柚子(フリーライター)