子育てママが「自分の時間」を作るコツ3つ
2014年10月6日 | よみもの子育てママが「自分の時間」を作るコツ3つ

【ママからのご相談】
子どもがもうすぐ2歳になります。一日中子どもから目が離せないので、自分の時間がまったく作れず、ストレスが溜まっています。ひとりで、昔から好きだった手芸に没頭したいなあ。どのようにすれば、自分の時間を作れますか?
“早寝早起き”のスケジュールを作り上げることがママの“自分時間”を確保する近道!
私自身も子どもが離乳した1歳のころ、「自分の時間が欲しい」と毎日思っていました。
一番困ったのは、子どものスケジュールに合わせ、毎日の生活時間が異なることでした。そのころ知ったのは、“生活パターン”を確定させると毎日60~90分の自由時間を作り出せるということ。この自分時間を使って、在宅ワークや趣味に没頭するママは多いですね。

ママの“自分時間”を確保しよう!
『はじめての育児』(細谷亮太先生監修)という本には、ママの自由時間について以下のような記述があります。
『「子どもがいるから」と何もかも諦める必要はありません。(中略)リフレッシュする時間を持って、「また育児をがんばろう!」と思えればしめたもの。気持ちが前向きだと、育児もどんどん楽しくなってきます。(中略)ママもひとりの人間。自分の可能性を捨ててしまわず、いつまでも輝いていられるのはすてきなことです』
さて、離乳した1~3歳の子どもを育てるママが“自分時間”を確保できる時間帯は、3つ。
・1……子どもを寝かしつけた後の“夜間”午後9時~12時の間
・2……子どもと家族が起きる前の“早朝”午前5時~6時くらい
・3……子どもがお昼寝をしている時間帯
オススメは1と2。子育てで疲れた体を休めるため、3はなるべく子どもと一緒に寝てしまった方がいいと思います。子どもを早く寝かしつければ1が確保でき、夜は子どもと一緒に寝てしまう場合は2が自由時間になります。
“自分時間”を確保する秘訣は“早寝早起き”のスケジュールを実践すること。そのコツが3つあります。
“早寝早起き”のスケジュールを定着させ、“自分時間”を確保する3つのコツ
(a)子どもの一日のスケジュールを決め、習慣付ける
毎日の生活時間がバラバラになっている場合、ママ自身が24時間をコントロールすることが難しいですね。
しかし生活リズムを組み立て、習慣化すると、どうやら子どもの体内時計もそれにならうようです。まず、子どもの日課を書き出し、開始および終了時刻を明確に決めます(予定通りにはいかないけれど「できる限りその時間に行動しよう」と決める)。
(b)早起きさせ、午後9時に子どもは就寝。午後9時以降は自由な時間!
いままで遅い時刻に起床していた場合、早い時間に起こすのはかわいそうな気になりますが、早く起きた日は夜に眠くなるのも早い。それが習慣になれば、早寝早起きが実現します。
毎朝、午前7時~7時30分に起こしてみましょう。夜はできる限り短時間で家事を済ませ、自分の時間を確保!
(c)“日中、体を使ってよく遊ばせる”“午後4時以降は昼寝なし”で夜はぐっすり
子どもはやはり、疲れないと寝ません。しっかり寝させるためには、体を使って遊ばせる、これに尽きます。また、午後4時以降の昼寝はやめ、午後6時以降はテレビを見せない。
早寝早起きの習慣が付くと、「何時ごろ、自分の時間が確保できるか?」という予測がつきやすくなり、ママのモチベーションも上がります。
私自身も、「自分の時間がまったくない」と苦しんでいたころは、明確な一日の生活スケジュールがありませんでした。一定のスケジュールを決めた今でも、寝かしつけが遅くなってしまう日もある試行錯誤の毎日ですが、子どもの成長に合わせ、自分時間を確保する知恵が増えています、やれやれ。
自分を癒す時間を確保すべく共に頑張りましょう!
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