女性は特に要注意! 秋バテが解消できる「温活」のすすめ
2014年9月30日 | よみもの女性は特に要注意! 秋バテが解消できる「温活」のすすめ

【女性からのご相談】
9月に入ってずいぶん涼しくなってきました。熱帯夜に悩まされることもなくなってよく眠れ、過ごしやすくなったはずなのに、どことなく毎日疲れがとれません。秋は行事も多いのに、憂鬱です。
『秋バテ』かもしれません。体を温めて血流を良くし、自律神経のバランスを整えてみましょう!
ご相談ありがとうございます、フリーライターのパピルスです!
今年は秋の訪れが早く感じますね。つい最近まで暑い暑いと言っていたのに、すっかり朝晩は冷えを感じるようになりました。
過ごしやすい良い季節のはずが、なんとなくだるい、疲れが取れない……もしかしたら、『秋バテ』かもしれません。この時期、どことなく体の不調を感じている女性は意外と多いようですよ。

秋バテとは
『血めぐり研究会 supported by Kao』が20~40代の女性858名を対象にアンケート調査を行ったところ、秋(9月〜11月)に不調を訴える女性が多く、“肩こり”(54.8%)、“疲労”(42.1%)、“冷え”(39.7%)、“だるさ”(28.4%)などに悩まされる方が多いという結果が出たのだそう。
専門家は、これらの不調の原因として、『冷房や冷たいものの摂り過ぎで体を冷やしたり、室内外の温度差で自律神経のバランスを崩すことで、全身の血めぐりが悪くなり、秋になって不調が出てくる、いわゆる“秋バテ”ではないか』と指摘しています。
“秋バテ”を解消するには?
秋バテを解消するには、体を温める生活習慣“温活”がおすすめです。自律神経のバランスを取り戻すことで秋バテに効果があるそうです。
温活は、軽い運動をする、シャワーで済ませずにお風呂にゆっくりつかる、冷たい飲み物を控え温かいものを積極的に摂るなど、体を芯から温め、全身の血流を良くして代謝を上げることが目標です。
時間がなくて、運動をしたりお風呂にゆっくりつかる時間も取れない……という方は、ゆっくりと腹式呼吸をするだけでも体全体の血流が改善され、自律神経にも良い影響があるのだそうですよ。食生活にも少しだけ温活を取り入れてみましょう。
体を温めると言われている食材は、
・生姜
・ニンニク
・かぶ
・カボチャ
・ネギ
・玉ねぎ
・鶏肉
・もち米
などなど。
これらを積極的に献立メニューに取り入れて、逆に体を冷やす作用があると言われているきゅうりやトマト、レタス、ナスなどは控えめに。飲み物では、コーヒーやビールなどは体を冷やすと言われています。飲み過ぎないように気を付けましょう。
気候の良い季節をすっきりとした体調ですごし、冬に向けて冷えにくく疲れにくい体作りをするために、まずはできることから始めてみてくださいね。
【関連コラム】
・乾燥しやすい秋を健康に過ごすための秘訣と食材
●ライター/パピルス(フリーライター)